2012年08月23日

トニー・スコット監督

さて、少し経ってしまったのだけど、19日にトニー・スコットが亡くなりました。

遺書を遺して橋から飛び降りたということですが、なんとまあ…

映画ファンとしては、ちょっと残念です。

この人は「トップガン」がよく代表作とされますが、なかなかハズレの少ない監督でして、撮るものがいちいちキャッチーで観れてしまうんですな。
僕が一番好きなのは「クリムゾンタイド」なんですが、とにかく娯楽サスペンスといったらこの人、という感じです。

なんでもない会話シーンでも、これでもかと多角的に切り返すモンタージュは地味に他の娯楽作品に影響を与えてきたと思います。「ただしゃべってるだけなのに、なんかアツイw」みたいな。

いきなり自殺とかしちゃいそうなのは、むしろお兄さんのリドリー・スコットの方のような気もしないでもないんですが(笑)、でもよーく作品を思い返すと、やっぱり長生きしそうなのはリドリー・スコットの方だわなあ。

なにげにテケトーですからね…

なにはなくとも、ご冥福をお祈りいたします。
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2012年08月14日

アベンジャーズ

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アベンジャーズ

監督 : ジョス・ウィードン
出演 : ロバート・ダウニー・Jr  クリス・エヴァンス  マーク・ラファロ  クリス・ヘムズワース  ジェレミー・レナー  スカーレット・ヨハンソンサミュエル・L・ジャクソン トム・ヒドルストン


新宿バルト9の先行上映を3Dにて。


なんつーかもう、これはTDLのアトラクションのようなモノなので、あれこれ言うのは野暮ですな!!

アイアンマンやっぱいいな〜w あのスーツ欲しい!! マジ欲しいわ。
あ、でもスーツだけあってもだめなのか。胸に穴あけないとならないんだわね。

一番見てて照れくさいのはやっぱ、コスプレっぽいキャプテン・アメリカなんですが、あそこまで堂々とされるとやっぱかっこいいね。

でも結局一番無敵なのはハルクだったりして、とにかくもう、ハルクすごいです。やばいです。ここまで強すぎると爽快だね! あの不死身度はドラゴンボールの世界だなもうw


昨日といえば「プロメテウス」でしたが、なんと、カメオ出演(?)でハリー・ディーン・スタントンが出てきます!!!!!!!
若いころから老け顔の彼ですが、本当に老けてましたね。もう今の若い世代は知らないんだろうな〜・・・・
落下したハルクに話しかける警備員みたいな役なんですが、「あんたエイリアンか?」とまで言わせられてますwww


「困った時のサミュエル・L・ジャクソン」(と言われてるかは知らないが)、とてもわかりやすい、彼らしいキャスティングに収まっています。反則と言えるくらい、こういう場合にこういう感じで持ってくるとなんとか締めてくれる彼。


そして大ファンのロバート・ダウニー・Jr。もう大好きです。
若い頃はそんなに好きではなかった(むしろ抵抗があった)のですが、あちこちで見ているうちに虜になってしまいました。
ほんっとに最高ですよねこの人。
とぼけた役やらせると神がかるんですが、アイアンマンのスタークもハマり役ですよね。


さて、この作品ではやはり、「力とその責任」とか「平和と核」とか、なんつーか、そういうテーマも含んでいます。
アベンシャーズはヒーローではありますが、裏を返せば「世界で最も危険な兵器」なわけです。
アベンジャーズたちは最初はなかなか噛み合いません。これは世界中の国々が核を所有しているような感じなんですが、彼らが手を取り合ってひとつになった時、世界を守れるわけです。


まあ、そんなのはさておき、後半の戦争シーンはド迫力ですので、一人よりカップルや友人と行くといいでしょう。
観終わったあと、「あのシーンすごかったな〜w」とか、共有できる相手が欲しくなる映画です。ちなみに僕はいませんでした・・・


あ、それと、最後のスタッフロールは最後まで観ましょう。席を立たないように。最後の最後に、ナイスなボーナス・ショットがあります。お見逃しなく!!


この夏の目玉としては、「トータル・リコール」以外はこれで全部押さえたかな?
今回の「トータル・リコール」は原作をどう解釈して料理しているか興味があるので観たいのですが、DVDになっちまいそうだなあ。


とにかく、今年の夏は「ダークナイト・ライジング」が一等賞でした。





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2012年08月13日

プロメテウス

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プロメテウス


監督 : リドリー・スコット
出演 :  ノウミ・パラス  シャーリーズ・セロン  マイケル・ファズベンダー  ガイ・ピアーズ  イドルリス・エルバ


新宿バルト9で3Dにて。


まず、いきなり残念なことを2点。


1点目。

リーアム・ニーソン主演、「THE GREY -凍える太陽-」の試写会招待に当った! にもかかわらず、ポストをしばらくのぞいていなかったために、招待券の封筒を開封したのが、試写会をすぎた今日であった。試写会は8/9、定番の一ツ橋ホール・・・・

くやしいのう、くやしいのう。(はだしのゲン風に)



残念なこと2点目。


「プロメテウス」が完全な失敗作であったこと。


少なくとも個人的にはダメでした。
「エイリアン」をよく知っている側からすると、「うおおおおおおお」というシーンもなかったわけではないんですが、それだけでなんとかなるものじゃありません。スペースジョッキーはマニアには「うほっ」かも知れませんが、それ以外の人にはなんの価値もありません。


まず、新しいものがなにひとつなく、ほぼ皆無というのがつらい。「ミッション・トゥ・マーズ」をもう一回やってるような感じなのです。

栄えあるシリーズ第一作は、明らかに「ホラー」だったのですが、そのホラーにもなりきれていませんし(PG12)、SFとしての妙もありませんし、アクションには中途半端だし、そして、なによりストーリーらしいものがありません。


この作品、僕は観る直前まで情報らしい情報を持ってなかったのですが、そもそもかなりの守秘体制が敷かれていたようです。
しかし、「一体どこのなにを秘密にしていたんだ?」と言いたくなるくらい、特筆すべき点が見当たらない。
あえて言うなら、「アラビアのロレンス」が3Dになっていた、とかかなwwww

製作費をSFXにこれでもかと吸われたせいか、そのしわ寄せが俳優費を圧迫したのかは知らないですけど、俳優陣もちょっと弱かったかなあ。
一本筋の通った、強い目的意識を持っているキャラクターが出てこないため、いきあたりばったりな話になってしまってる感が強いんですね。


一作目はホラーですから、リプリーの目的は、「生き残る」これひとつで充分なわけです。
今回は「人類の起源に迫る」ということなんですが、結果的にキャラクターたちは迫るどころか翻弄されるだけなので、ストーリーが生み出されないのです。


この「人類の起源」という、いわば「創造主」を異星人と仮説するテーマは、宗教的にもデリケートなものになりやすい。
そういうわけで、主人公と思われるエリザベスに十字架をかけさせたりしてるのですが、そういうものひとつとっても、そこへの信念というものがあまり描かれていません。
これだったら「コンタクト」のジョディ・フォスター演じる科学者、エリーのように、はっきり「神の存在は信じません」と言わせてしまうくらいの方がまだましで、エリーはこの信念をあらわにしたゆえに一度挫折を味わいます。

科学者というキャラクターは、なにを信じてるかがドラマの要素になるのですが、そういう哲学的な斬り込みもあまりなく、エリザベスはただ単に「あまりセクシーでもかっこよくもない、リプリーもどき」で終わってしまっています。


さらにもったいないのは、3Dで製作するような内容でもないという点。


リドリー・スコットにとうとうヤキがまわってしまったのでしょうか・・・・


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2012年07月30日

ダークナイト ライジング

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ダークナイト ライジング


監督・脚本・製作 : クリストファー・ノーラン
出演 : クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ゲイリー・オールドマン アン・ハサウェイ トム・ハーディー マリオン・コティヤール ジョゼフ・ゴードン=レヴィット モーガン・フリーマン

※注意 ネタバレなし

新宿バルト9にて。しかも2日にかけて二回鑑賞。

つづけて二回、足を運ばせてくれました。素晴らしいです。
前作の「ダークナイト」につづき、間違いなく歴史に残る傑作です。
あれだけの前作を作っておきながら、それを越えられるのかなと余計な心配をしていたのですが......前作がかすむほどの作品です。

もし劇場へいくなら、前二作の「バットマン・ビギンズ」と「ダークナイト」を観ておくことをおすすめします。せめて「ダークナイト」だけでも観ておいた方がいいと思います。

しかしまあ、「バットマン」というコミックの題材ひとつで、ここまでやれるのか.....頭が下がります。またオスカー候補になるのではないでしょうか。「アメイジング・スパイダーマン」がお子様向けに見えてきてしまいます。

今回の敵役はベイン。すでに「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」でベインは脇役で登場しているのですが、今回は大役です。そらもうすごいわけで。

とんでもないテロを仕掛けるのですが、これ、映画史上もっとも凶悪なテロと呼んでいいと思います。
「ダークナイト」でも、ジョーカーがフェリーを使ったあまりにも恐ろしいテロを実行しますが、ここにきてまたよくもこんなアイデアが浮かぶなと.....

一応、ヒーローものですから、いろいろとまあ、戦闘シーンはあるわけですがね、肉弾戦やら兵器マシン戦やら。

しかし「ダークナイト」でもそうでしたが、根底にあるのは息が詰まるほどの「心理戦」なのです。

この作品の奥底に流れているメッセージ・・・・いや、「答えの見つからない問いかけ」と呼ぶ方がいいのかな。これは人類の永遠のテーマでしょう。

これだけの娯楽大作なのに、いやに大人びていて、暗く、湿り気のある感じ(もちろんこれは全てこの作品の魅力)になれているのは、やはりイギリス出身の監督(脚本・製作)だからでしょう。
アメリカ人が首脳だとどうしてもやっぱり、「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(ゴールデンラズベリー賞受賞)みたいになっちゃったりもするんだわな!w


「バットマンは主人公だから、負けるわけない」的な、ヒーローものの鑑賞中にある潜在意識下の安心感というのは期待してはいけません。
これでもかと、「勝てる気がしない」という状況に容赦なく追いやられていきますw


そうそう、今回、キャットウーマンが出てきます。いや、劇中では「キャットウーマン」などというダサい名前は直接使われたりはしないのですが、モデルは間違いなくキャットウーマンでしょう。顔にゴーグルをつけているのですが、普段はそれを頭の方に跳ねあげています。それがちょうど、なんとなく猫耳っぽく見える、というくらいにとどめることによって、キャットウーマンらしさを出しています。
さすがにこの世界観に猫のコスプレは合いませんやね。しかしここまで硬派にやられると、歴代のキャットウーマンがみな間抜けに見えてきてしまい、ちょっとかわいそう。


「インセプション」で印象深い俳優だったジョゼフ・ゴードン=レヴィットが引き続き呼ばれています。いい俳優ですね。ずっと見ていたくなるなにかがあります。


あと、特に気になったのは「音」。音圧が高いというか、単に音がでかいというか、迫力あるんですが、とにかく音の演出がすんごい。
音はほんとに大事だなあと思いました。


「アメイジング・スパイダーマン」では、終わったらスタッフロールも見ずに席を立つ人が結構いましたが、さすがにこれはみんな最後まで座ってましたね。圧倒です。

ああ、封切りしたばかりなので、今日はこれ以上あまり多くは書きませんし、また、あれこれ言いたくもありません。

とにかく観てください。




posted by ORICHALCON at 17:42| Comment(4) | TrackBack(0) | Cinema

2012年07月29日

クール・ランニング

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クール・ランニング

監督 : ジョン・タートルトーブ
製作 : ドーン・スティール
出演 : レオン・ロビンソン  ダグ・E・ダグ  ロール・D・ルイス  マリク・ヨバ  ジョン・キャンディ


さあ、オリンピックですね!!
見てみたい気もするんですが、テレビを家に置いていないんです。
というのも、地デジに移行する際、これを機にテレビなくしてしまおうと思ったんです。
たぶん、これから先も生活に取り入れることはないと思うんですが、スポーツが観られないのはちょっとつらいね!!

ということで、「クール・ランニング」wwwww

数度目の鑑賞です。パンフレットもたぶん、実家にまだあると思うなあ。


あまりにも有名な作品ですので、さすがにストーリー紹介は省きますw


何度観ても見事な作品ですね。誰でも垣根なく楽しめる娯楽作品。しかしそれを作るのは簡単ではなく、無数の映画人が目指してはやまない到達点のひとつです。

たとえどんなに難解な作品を作るような監督でも、映画の道に入るきっかけとなる「最初に出会った一本」というものがあったりします。そしてそれは、大抵がこうしたささやかな娯楽大衆作品であることも多いのです。


コーチ役の名コメディ俳優、ジョン・キャンディ。この作品の日本公開後に亡くなりました。ショックでしたね〜。
なにげにこのポジションの俳優は多くないので、惜しいことをしました。


この作品は、ジャマイカとしては前代未聞の、オリンピック・ボブスレーチームが誕生するという実際のエピソードが元になっています。
しかしこれをただの感動モノではなく、コメディとして作ったところも勝因のひとつですね。常に笑顔で鑑賞できます。
しかし何度目かの鑑賞なので「さすがにもうないだろう」と思ったら、やっぱり最後は涙目になってしまいました。



この作品に対して、あまり構成や脚本を分析しすぎるのは野暮というもので、夢のない話でもありますが、ついいろいろと考えてしまいます。というのも、実は今、映画の脚本を書いていて、どうしてもそういう見方になってしまうんです。このブログでもあれやこれやと感じたことを書いていますが、それはなにより自分のためでもあるんです。


やっぱりあらためて勉強になるのは、そのまったく無駄のないつくり。約1時間半というお手軽な尺。だけどお腹いっぱいです。
なぜこんなに無駄なく構成できるかというと、やはりキャラクターたちがわかりやすい目的を持っていて、そのための行動のみを描くからなんですね。

物語の基本的構成要素の、

・キャラクター
・その目的
・それによる行動と、それによって引き起こされる葛藤
・それらによる結末

これ、わかっちゃいるけど、いざとなるとシンプルにやってみせる、というのが難しいのです。

前半の流れとしては、

・デリースはオリンピック出場を目指すジャマイカの陸上アスリート。才能は充分。

ここで、サンカが島の手押し車大会に出場するシークエンス。作品の重要なムードメーカーとなるサンカの情報提示と、サンカが手押し車大会のエースであること、そしてデリースの親友であることが提示される。


・デリース、予選でジュニアの転倒に巻き込まれて転倒。予選敗退。ジュニアはもちろん、おなじく巻き込まれたブレナーも敗退。

このあと、よくある「落ち込むデリース」などという描写はなく、即、デリースは次の行動に移っている。

・デリース、オリンピックを諦めきれず、委員長に直訴。はねのけられるが、そこでこの島にかつてのボブスレーの金メダリスト、アービングがいることを知る。
・親友のサンカをボブスレーチームに誘う。
・アービングを見つけ出し、コーチしてもらうように説得する。
・選手応募の説明会開催。予選でデリースと同じく敗退したジュニアとブレナーが参加。ボブスレー必須の4人チームが完成。


ここまで、デリース(とその仲間)の行動のみで構成されている。そして、ここまでいきついてしまえば、やはりその後も「行動」でストーリーが構成されていくのは言うまでもない。


しかもドミノ形式になっており、

デリース → サンカ → アービング → ジュニア → ブレナー

という風に、目的意識の発動がリレーで行われている。

特に後半は、落ちぶれた金メダリストのアービングの再起に焦点が当てられ、二本軸になる。これは実際に競技してみせる4人と、それを見守るかたちでしかないアービングという構図の弱点を補強する。


各キャラクターにもサブ・プロットが用意されている。

・ジュニア → 父からの独立
・ブレナー → 夢を実現する

サンカはブレナーの的はずれな夢を笑うが、唯一それを理解したのは、ブレナーが一番毛嫌いしているジュニアだ。そして、ジュニアが理解できる理由はやはり、ジュニアのプロットが関連している。

そして、今度はそのジュニアのプロット解決に、ブレアーが貢献するというかたちになっている。無駄がない。


発端となっているデリースの目的、「オリンピック出場」だが、後半の「予選通過」でそれはなされたわけで、第二段階の「メダル獲得」へと移行する。

アービングの過去の過ちを知っているのはデリースのみで、デリースは金メダリストの父を持つというのもあって、アービングという人間を見つめる立場になる。そこで「勝利とは?」「金メダルとは?」そういう漠然とした疑問が湧いてくる。それに対してアービングは、「勝利やメダルより尊いものがある」と言い、そしてそれは、「明日(決勝)でゴールすればわかる」と言う。
決勝での出走直前、アービングがデリースにかける言葉は、「ゴールで会おう(I'll see you at the finish line)」。

「ゴールする意義」と、それによってなにを得るかというこれが、後半のデリースのプロットとなっている。

この、キャラクターたちの目的が二段、三段ロケットのように展開し、押し上げあっていくスタイルは、良質な娯楽作品に見られる手法で、わかりやすい例が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「カリオストロの城」などだが、こうすることによって物語が膨らんでいく。つまり、人はやはりなにかの積み重ねの結果に感動するということだ。


ところで、サンカは?
実は、サンカに個人的な強いプロットを与えなかったのが、この作品の妙で、サンカは「リア王」でいう「道化」の位置にあたる。
サンカは「自由な視点」の位置にいることによって、この作品に常に遊びを加えていく役割を担っているが、ひとつ重要な役割を果たすシークエンスがある。
彼がマイペースな人間であることを充分に観客に知らせた上で、脚本はチームが競技初日に惨敗するという苦境の時に「自分らしくやろう」と提案させ、打開の道を拓かせる。

デリースがアービングを獲得し、ジュニアは遠征資金を捻出し、ブレアーはジュニアが父に従って帰国するのを防いだ。そしてサンカは、彼らに「ジャマイカン」としてのソウルを思い出させ、真の力を発揮させることに成功させた。そしてこれらを導いたのはアービング。

これらによって、結局「一人でも欠けてたら成し得ないラスト」という安心できるかたちになった。


構成が二部構成というのもシンプルでいい。

・ジャマイカにおけるボブスレーチームの結成と強化
・カルガリーにおける戦い

これのみ。しかも、この2つはちょうど上映時間をほぼまっぷたつにするほどのバランスでわけられている。

ミッドポイントは、「念願のカルガリーという戦場にのりこむ」というもので、カルガリーの吹きすさぶ雪景色に、常夏育ちの選手たちは驚愕し、文字通り凍り付く。


そして、各部がまたさらに2部構成になっていて、そしてそれぞれのど真ん中に、さらにミッドポイントがある。
つまり細かく分けると4部構成で、各部にミッドポイントがあるわけだ。


第一部(ジャマイカ編)

上映スタート

デリースがボブスレーチームを結成しようとする (前半ミッドポイント)

結成 (第一部ミッドポイント)

カルガリーへ進出する資金がない (後半ミッドポイント)

カルガリー進出 (作品のミッドポイント)
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第二部(カルガリー編)|
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カルガリー到着 (作品のミッドポイント)


初めて雪のコース。まともにスタートすらできない大失態。(前半ミッドポイント)


他国の選手との確執が確立。練習に打ち込みはじめる。 (第二部ミッドポイント)


第一戦目で大惨敗 (後半ミッドポイント)


エンディング




よくできてますね。


まあ、味気ない分析はこれくらいにしといて、僕が個人的に印象に残っているのは、ジュニアのお父さん。いい俳優ですねえ・・・・

あまり多くは出てこないのですが、それぞれのシーンで見せるちょっとした仕草や表情が、只者ではありません。特にジュニアと別れる時、エレベーターの締まり際に見せる表情。
彼は息子をコントロールしようとしているが、それは溺愛するがゆえなんですね。


そしてやっぱりジョン・キャンディ。
デブなのにかっこいい。あらためて冥福を祈ります。


さて、今日は「ダークナイト」観てきます!!!!!!



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