
3D視力回復
85円
元来、視力は良い方で、基本、両眼とも2.0レベル。少なくとも1.5以下になったことはありませぬ。
免許の更新時の検査では、必ずパーフェクトなのでおまわりさんに感心されちゃったりする。
僕は仕事柄、毎日パソコンのモニターを見つめているわけだから、さすがに視力が落ちていくだろうと覚悟していたものの、10年経っても一向に落ちる気配がなかった。
ところが、これがここ1年あまりでがっくりと落ちたのである!
測ったわけではないけど、普段見えていた距離の文字が読めましぇん!!
電車の中などの相当遠くにある中吊り広告の小さい文字まで読めていたほどなので、読めなくなるとはっきりと実感できるわけだ。
「トシか?」
と思ったが、そうではなかった。(まあ多少あるかもだけどな!w)
原因はiPhone。
これを毎日覗きこんでいたのがまずかったらしい。というのも、どうも僕はiPhoneの画面を片目で見てしまう癖があるらしく、ある日自分の写っている写真を見て仰天した。
斜視ぎみになっていたのであ〜る!!
しかしこれは、本人にしかわからないレベルで、また、鏡を見てもわからない。どうも、ある一定の距離に焦点を合わすとそうなるようで、つまり普段顔を見る鏡の距離ではならないのだ。
いずれにせよ、今まで見えていた距離のものが霞んでいるわけだから、間違いなく視力に支障が出ているのは明らかなわけで!!
そこで今回のアプリ。
このアプリは、ちょうど「視力がやばいかも」と気づきはじめた時にリリースされて、無料セールだったのでゲットしておいたもの。
要は、立体視をiPhoneでやっちゃおう、というもの。

立体視のスキームがいろいろ入っていて、好きなのを選んで見つめる。最近のアップデートで、スキームの種類が増えた。
今後も少しずつ追加されていくのかも知れない。
このアプリは今やなかなかの人気アプリで、iPhone有料アプリ総合2位、iPad有料アプリ総合1位を獲得している。
レビューなどの評価も高いのだが、これは「視力が回復しました」というものよりかは、「このアプリのおかげで初めて立体視が見えた!」という感激のレビューが多いw
僕自身はこの立体視は昔から得意で、見つめた瞬間に立体視を確認できる。
アプリの説明にもあるが、視力には「眼球視力」という物理的、生理的な視力と、「脳内視力」という脳の中での処理能力の2つがある。
で、立体視はこの2つを鍛えるというものなんだけど、立体視が苦手な人は、頭のカタイ人が多かったりする。
このアプリはまずこの立体視が見えるようになるための玄関口として、なかなかいいポジションにいるようだ。
「本ではダメだったのにこのアプリだと見えた」という人が結構いる。

こんな感じに、見るためのコツみたいなのも説明として入っている。
まあ、さておき、実際に試してみてどうなのかということなんだけど.....
まずやってみると、目がスッキリするのは明らかに実感できた。
特にゲームなどでiPhoneをずっといじっていたあとなどは、わかりやすいくらい実感できる。眼球がストレッチされた感じ。
立体視は目に結構な負担をかけるので、やりすぎないのが重要で、一日一回、3分程度で続けてみようと思った。
ところが、毎日ってわけにもいかず、忘れたりするもんだw
ということで、大体1〜2日に1回くらいの割合になってしまった。
まず結果から言ってしまうと、1ヶ月もしないでだいぶ回復した。完全というわけではないけど、最悪のピークだった時よりかは圧倒的にましになった。
ずっと視力の良い人生を送ってきたので、「あの文字が読めない」という初めての衝撃と、「読めるようになった!」という衝撃を味わうことができたわけでございます。
しかしまあ、これは個人差とかもあると思うので、このアプリで(もしくは立体視で)どれだけの人が効果を体感できるかはわかりませんが、少なくとも僕は改善されたと言えます。
やはり眼球も肉体の一部ですから、筋肉のように鍛えるとか、ストレッチするとか、まあなんていうか、「動かして」あげることが大事なんでしょうけども、視力の低下というのは、ある意味この筋肉がうまく動かないという感じなわけでしょう。
で、この立体視というのは、その「目の運動」の体系化の試みと見ていいんじゃないんでしょうかね。よくわからんけど。
しかしこのアプリ、難点を言わせてもらうと、まずUIが洗練されておらず、使い勝手があまり良くない。
たとえばスキームの一覧メニューなどは、さすがにスワイプでできるようにして欲しい。
あとなにより、集中して見つめて浮き上がってくる立体視の内容が、地味であんまりおもしょくないんだな.....
もっとアートしてたら最強なんだけどねえっ!
なにはともあれ、目を酷使される方は試されてみるとよいかも知れませんよ。