単に白にしただけなんですけど・・・意味はあまりなくて、単に今までのに飽きちゃったからw
その記念に、このブログのアクセス解析で最も多い検索ワード、"Camera+"について、改めてレビュー・使い方説明を今一度しっかりやっておこうかなとか思いまして!
当ブログで初めてCamera+をご紹介したのが2010年の8月10日。もう2年近く経とうとしておりますが、iPhoneのカメラアプリにおける王座はいまだに揺るぎないものがあります。
当時は(為替の関係もあって)230円でしたが、それでもその完成度に安いと感じたものです。
当ブログでもいくつかCamera+についてトピックスを書いてますが、今回はその集大成&最新版です。
あらためてご紹介しましょう、Camera+です。

Camera+
85円
[App Storeで見る]
操作性・機能・デザイン・安定度・センス・値段....すべてにおいてNo.1といえるカメラアプリ、Camera+。
iPhoneの高機能カメラアプリのパイオニア的な存在で、既存のカメラアプリのほとんどがこのアプリになんらかの影響を受けてるか、もしくは超えようと設計されていると言えます。
フォーカスと露出のダブルサイトを初めて実用レベルで搭載したのもこのアプリ。プロのフォトグラファーが監修し、使い勝手からエフェクトフィルターまで練りに練られた硬派な完成度。おすすめです。
Camera+ の 使い方
◯・撮影モード
まずはアプリを起動します。数あるカメラアプリの中でも、起動はかなり速いです。デバイスやそのメモリ状況などにも寄るでしょうが、少なくともiPhoneの標準アプリより最低0.5秒速いです。
起動したてはこんな感じ。

このまま、下のシャッターボタンで撮影はできるのですが、ファインダー内をタップすると、スクェア・サイトが表示されます。
これは標準アプリの「フォーカス&露出サイト」と同じで、タップするところにフォーカスと露出をあわせます。
このスクェアの角ににある[+]ボタンを押してみましょう。

すると、出ました!
フォーカスと露出、別々にサイトが表示されます。

これをそれぞれ指でドラッグして動かすことによって、フォーカスと露出を好きなところに合わせられます。
下の画像では、露出を暗いところへ合わせたため、絞りが開いて全体的に絵が明るくなったのがわかります。

ファインダー内の左下の鍵マークをタップしてみましょう。
ここで、フォーカス、露出、ホワイトバランスをロックできます。ロックしたい項目をタップすることによってロック・アンロックとなります。

同じ画角で撮っているつもりでも、ちょっとiPhoneを動かしただけで、露出やホワイトバランスが大幅に変わってしまったりすることがあります。急に暗くなってしまったりね! そういう時にこのロックは重宝します。特に同じ対象・環境を何度も撮る時に力を発揮します。
iPhoneカメラはすべてがオートなので、それを固定するわけです。
下のバーにある、シャッターボタンの右横の歯車ボタンから、撮影モードを選べます。

赤く選択されているのが、いわゆる「通常モード」。

これをONにしてシャッターを押すと、iPhoneが限りなく手振れしてない状態になった時、自動でシャッターが切られます。
絶対手振れしたくねー!という時に。

これをONにすると、セルフタイマー撮影ができます。

上の通り、初期設定は5秒ですが、数字をタップすると 5秒 → 15秒 → 30秒 と切り替えられます。


もちろんこのモードでも、フォーカスや露出は自由に合わせられます。

これをONにすると、シャッターボタンを押している間、連続でカシャカシャと撮影できます。平均、秒間2枚くらいのスピード。
そうそう、そもそもこのCamera+は、通常モードでもかなり連続撮影がきくアプリでもあります。かなりガンガン押してもバッチリ撮ってくれます。こういうのはメモリの使い方がミソなんでしょうかね。
◯・MENU(環境設定)画面

右下の [MENU] ボタンから、環境設定画面を出せます。
すべて英語なんですが・・・・でもこれがまた魅力だと個人的には思ってるんですけどね! このUIデザインに味気ないフォントの日本語テキストは似合いませんぜ!!
以下、各項目の説明です。

App Store経由で、このアプリを知人にギフトできます。
僕もここから何人かにプレゼントしたことがありますw

このアプリをレーティング・レビューするため、App Storeへ飛びます。

iPhoneのボリュームボタン(+ボタンのみ)をシャッターボタンとして使えるようにします。
実はこの機能を最初に搭載したのもこのCamera+。といっても、搭載した当時は隠しモードでした。なぜならその頃はまだ、ボリュームボタンをカメラのシャッターとして使うのをAppleが禁止していたためw
この隠しモードがAppleにばれて、一時期Camera+はApp Storeから姿を消していた時がありました・・・
でも結局この機能がiPhone標準のカメラアプリにも搭載されるようになったわけですから(もちろん、Camera+も恩赦w)、やっぱり先をいってましたね!!

アプリ内の操作音のオン・オフ。
これ、誤解する人がまだいるのですが、シャッター音が消せるわけではありません。
携帯電話で言うところの、「キー音を消す」的なものです。ただ、サウンドが鳴る場面は非常に少なく、撮影モードの切り替え、写真を消す、といったあたりで鳴る程度です。
ま、オフでいいんじゃないでしょうかねw
ズームスライダー表示のオン・オフ。
「ズームは使わない」と割り切ってる人は、オフにすればファインダー内がちょっとすっきりします。
ちなみにCamera+のズームは、標準アプリより高い6倍ズーム。

水平垂直のガイドラインとなる、グリッドの表示・非表示。
建物を撮ったりする時など、あると助かります。何も考えないで撮ると、結構傾いてる時あんだよなwww
グリッドはこんな感じで出ます。


ジオダグ(GPS位置情報)を、写真に自動で埋め込むかどうかのオン・オフ。
まー、せっかくなので、オンでいいんじゃないでしょうかね! ジオダグ情報は、後に任意で削除もできますし。

撮影直後の挙動を変えられます。Classicモードと、Shoot & Shereモードの2つが選べます。
Classicは通常の撮影モードで、普通に撮影ができます。
Shoot & Shereは、シャッターを切って撮影すると、即時にその写真の加工モードへと入ります。
撮ってすぐ加工&Twitter投稿!! みたいな。実況生撮り連続ツィートみたいな時にいいのかな?(なんだそれ)
もちろん、すぐリテイクへ戻れるボタンも出ます。

撮影した写真のセーブ先の指定。
あとでご紹介しますが、Camera+は Lightbox という保存領域を持っています。(ここから加工などが行えます)
初期設定では、撮影するごとにどんどんそこへ保存されますが、これに対し「iPhoneのカメラロールに直接保存して欲しいの!」という人もいるわけです。
というわけで、
・Lightboxに自動保存
・カメラロールに自動保存
・Lightbox と カメラロール 両方に自動保存
この3つのモードが選べます。

写真のクオリティの選択。
Full → 使用しているiPhoneの撮影による最高のクォリティで撮影
Optimiged → 最大で1200 × 1200ピクセルに抑えたクォリティで撮影。解像度が下がる分、撮影や保存のレスポンスの改善が期待できます。

写真を投稿する先のアカウント設定。ここで設定しておけば、いつでも即座にシェアできます。
現在対応されているのは、Twitter、Facebook、Flickrの3つ。

新情報などの通知のオン・オフ。
・アプリのアップデート
・ニュース
・写真コンテスト
の通知を受け取るかどうか、それぞれをオン・オフできます。

About us です。開発スタッフなどの情報が見られます。

追加料金で購入したアドオンの復活。
アプリを削除してまたダウンロードしたりした場合、アドオンはがリセットされて反映されません。そこでこのタスクを実行すると、以前購入したアドオンが機能が復活するというわけです。
現在では、Camera+のアドオンは有料エフェクトのAnalogパックのみです。
さて、お次は撮影したあとの加工などについてです。
◯・Lightbox 加工 / 保存 / 共有など
先述の通り、Camera+は Lightboxという保存領域を持っており、初期設定では撮影するたびにそこへ保存されます。
ファインダー画面の左下のアイコンからLightboxへ移動できます。

Lightbox画面です。
撮影まんまの、未加工の写真はフィルムフレームが付き、なんらかの加工、もしくはカメラロールから持ってきた写真などはフレーム無しで表示されます。
右上の [+] ボタンを押すと、カメラロールから写真をここへ持ってくることが可能です。

まず、一枚写真をタップしてみましょう。メニューが出ます。

赤いバツ印ボタンで削除。虫眼鏡ボタンで拡大閲覧できます。(ダブルタップでも可)
拡大したら、左右フリックでアルバム内の写真を巡回できます。
削除した場合、バーの下にある [Undo] ボタンで復活させることができます。このUndoは、シェイクしても実行されます。

まずは、写真をタップした時に出るメニューについて、順にご紹介します。
[Edit] 写真の加工
写真の加工は、このアプリの目玉でもあります。

Scenes
まずはシーンに合わせたフィルター。
いろんなシーンに合わせたフィルターが16個、プリセットとして入っています。逆光補正したり、食べ物を綺麗に見せたり、いろいろあるので遊んでみるといいですね! メニューをスライドして選べます。
目玉マークのClarityは強力なフィルターで、迷ったらこれ一発でOK。明るさやコントラストなどをセンス良く自動変更。これは傑作だと思います。

Adjust
回転・左右逆転加工。

Crops
切り取りなどのトリミング加工。
枠を指で動かして自由にやるもよし、用意されたプリセットで一発でやるもよし!

Effects
特殊効果フィルター。
Camera+の一押しは、なんといってもこのエフェクト群です。
センスが良く、かなり実用的です。いたずらに大量のエフェクトを搭載しているアプリがありますが、多すぎて迷うというか、訳わかんない時さえあります。対してCamera+は「これさえあれば全然OKだから!」という割り切った姿勢。
いろいろあるので、これもいじくりまわして遊んでみてください!!

さらに、追加料金のアドオンで Analog エフェクトが購入できます。人間味や味わいのある、さらにつっこんだCoolエフェクトが用意されています。

ただし、無理に買う必要はありません。しつこいようですが、元からあるエフェクトが充分使えますからね!
これは僕のお気に入りのDianaをかけたところ。

アドオンに限らず、エフェクトはすべて適用率をスライダーで微調整できます。

右上の [Done] で決定、Lightboxへ戻ります。
左上の[Cancel]でキャンセル、やはりLightboxへ戻ります。
また、加工中は写真のピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ビューができます。
Borders
写真にいろんなフレーム加工ができます。

さらにキャプションをつけることも可能です。


これはまあ、おまけみたいな機能なので、あまり期待してはいけません。
フォントや文字サイズ、挿入位置も固定ですし、まず日本語テキストは原則的に不可です。
サイドメニューより、撮影日時、位置情報、履歴を入れられます。



キャプションが入った一例。
↓

微妙だね・・・・
[Share] メール送信やTwiiterなどへ投稿
写真をメールやMessageに添付して送ったり、TwiiterやFacebookなどへ投稿、もしくはウェブリンクを作成したりできます。

ウェブリンクとは、Camera+専用の投稿サーバへアップし、その短縮URLを生成してくれるというやつです。
[Save] カメラロールへ保存
カメラロールへ移動させます。
ちなみに、左上の [Save All] ボタンで、Lightbox内の写真をすべて、一気にカメラロールへ移動できます。
[info] 写真の情報確認
写真に埋め込まれた位置情報や、撮影日時、割り当てられたエフェクトなどの情報を確認できます。

簡易マップに撮影場所のピンが立ちますが、それをタップすると地図アプリが起ち上がり、その位置をマップで確認することができます。
◯・写真の管理など
写真にもっと細かい管理を行いたい時や、写真を複数選択して一気に管理したい時などは、下のこのボタンを押します。

左上の [Select All] でLightbox内の写真すべてを選択することも可能です。

この状態 (選択は写真一枚でも可) で [Delete] を押すと、削除メニューが出ます。

上から、
・写真削除
・写真にかけられた加工一切を削除
・位置情報を削除
・キャンセル
となります。
もちろん、どれかの削除を実行しても、先述の方法でアンドゥができます。
今度は [Save] を押すと、Saveメニューが出ます。

上から、
・カメラロールへ移動 (Lightboxから消える)
・カメラロールへ複製 (Lightboxに残る)
・加工している場合、その加工エフェクトすべてを削除したオリジナルをカメラロールへ保存 (Lightboxには加工済みのが残る)
・加工している場合、そのエフェクトを写真に完全に埋め込む
・キャンセル
"エフェクトを写真に完全に埋め込む"というのは、エフェクトはLightbox内にその写真があるかぎり、写真とは別の情報として維持されています。ですからいつでもCamera+上でエフェクトを変えたり、削除したりできます。
そのエフェクト情報を写真に融合させてしまうのが、埋め込むということで、これによって二度とエフェクトの変更・削除はできなくなります。(この行程はカメラロールへ単純に移動しても行われます)
これのメリットはなんなのかというと、ひとつはエフェクトのかかった(情報を持った)写真が大量になってくると、やはりアプリがメモリをそれだけ食うことになるため、加工が決定したものはこれによって軽くする・・・というようなことですが、ただ、あまり神経質になる必要はなく、これをしないからといって不都合が出ることはそうそうないと思いますし、少なくとも僕はそういった経験がありませんし、この行程は一度もやったことがありませんw
ふたつめは、こうやって埋め込んで行くことによって、エフェクトを多重にかけていくことができるということ。
これが一番大きいですかね。
さて、ひと通りのご紹介をしてきましたが、今回は大変だったな(>_<)
Camera+はアップデートも実に楽しみなアプリです。完全に底値になりましたし、長く使えるアプリとしておすすめですよ!
最後にiPhoneの写真撮影に関するちょっとしたトピックス。
これは2010年9月9日のエントリに書いたことだけど、あらためてご紹介いたします。
iPhoneで手振れせずに写真を撮るコツ!
当時の画像まんま使いますが、見てくださいw
まず、指でシャッターボタンに触れる。

そしたらそのまま、指を下へスライドさせて、画面外へ出す。

指で触れて、離すという動作 (つまり押して離す) は、手振れの原因になりやすいわけです。
これだとかなり手振れが解消できますよ。試してみて下さい!
最後の最後に、Camera+のプロモ・ムービーで締めたいと思います。
動画の女性はLisa Betthanyさん。このCamera+を監修したプロのフォトグラファーです。
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