静岡駅近くの伊勢丹前、ミライエ 2Fで執り行なわれました。
いつもインドアな内容なので、たまにはこういう出歩きネタをみっちりエントリしてみるのも良いね!
昔からの夢だった「東海道線で遠いとこまでトコトコ行く」というのを実現すべく、行きは東海道線で行くことに。
片道約3時間ですが、まったりしてたら意外とあっという間だったり。
これは熱海に到着する手前あたり。久しぶりにこの辺の海を目にする。

静岡駅に着いたはいいが、駅を出ると、ほとんど人が歩いていない。こんなでっかい駅前なのに・・・・
平日だからかな・・・とは思ったが、すぐに理由が判明。駅を出て中心街へ向かう際、すぐに地下道へと誘導されるのだが・・・
みんな地下を歩いているのだ!!w

この地下道はどういう構造になっているのかわからないけど、そこそこ各方面へ伸びているようで、こっちは〇〇町、こっちは〇〇町と標識が出ている。
伊勢丹のある呉服町あたりで地上へ出てみると、もう繁華街。普通に人々が行き交っている。どうでもいいけどなんだ今日のこの暑さはっw
会場に着くと、ちょうど表彰式のリハーサルをやっていた。伊澤恵美子嬢が司会となって、「では、加戸谷隆斗さま、どうぞ!」とか言ってるw
僕の代わりのスタンドインを、リハのディレクターをしていた実行委員会代表の鈴木さんがしてくれていて、恵美子嬢の「では加戸谷さま、一言今のご感想をお願いします」なんてフリを受けて、僕のかわりに「ありがとうございます」とかマイクへw
恵美子嬢がそこで僕に気づいて、「あ、ご本人がみえてるwww」ということで、リハに立ちあわせていただきました。
表彰は静岡市長より賜る予定ですが、市長はまだお見えになっていないので、スタッフの方がスタンドインに。
表彰状を受け取る手順をして、その後にチラっとスタッフの方が、「それと、景品のシャーペンも・・・」というようなことをおっしゃってるのを耳にした。
「シャーペンももらえるのか!!」と興奮してしまった。小中学生のころ、絵のコンクールなどで入賞するとよくもらったりしたものだが、ここはもう大人の世界である。大人のシャーペンなのである。もしかすると、カンヌにまつわるようなシャーペンとか!? などと勝手に夢ふくらます。
そうやってる間に、会場にはプレス陣が集まってきた。
静岡新聞社さんや静岡テレビ朝日さんなどなど。



会場には、応募作品の中からさらに厳選された作品の展示・紹介がされている。
あっという間に人がいっぱいになって、なかなか寄って細かくは撮れなかったのだが、さすがとしか言えない作品ばかり。また冷や汗が出た・・・

映り込みが・・・・まあ、同時に会場の雰囲気も伝えられていいかなっw iPhoneでは限界があるかもね・・・


今回は、全体の約70%が県外からの応募で、イタリアから、というのもあったそうです。すごいね・・・!
「あれ、僕のがないじゃんね?」って思ったら、会場の真ん中に展示してくださってまして、恐縮でございます(>_<)

特に僕の作品を推してくださった審査員の方々のコメントも拝見できました。これだけでも来た甲斐があるというものです!!

内容は・・・くすぐったいので割愛しますが、元気のある人は拡大でもしてがんばってみてくださいw
僕の作品はこんなです。恐らく、モノトーンは僕だけだったかもしんない・・・・

会場には、カンヌ関連のグッズや資料なども展示されて雰囲気満点。つか、どうやって集めたんやろ・・・・

そうこうしているうちに、いよいよ記者発表が始まりました。残念ながら、このあたりから僕も当事者になってしまうので、写真はさすがに撮れておりませぬ・・・
まずは田辺静岡市長のご挨拶を拝聴。若々しい市長で、語りは熱い。このイベントの生誕秘話を通して、「人と人のつながり」というテーマを投げかける姿に感動させられてしまった。
そして表彰式へ。リハの通り、呼ばれてレッドカーペットまで進みました。
いやー、なんだかな〜緊張したよ・・・
表彰状を見て「うはwww」となった。おっきな額に収まっており、受け取るとこれまたズッシリくる。表彰状そのものはこれまたオシャレで、堅苦しさのない素敵なデザイン。写真撮り忘れた(>_<) (というのも、のちにあちら様が気を効かせてくれまして、「郵送いたしますw」という運びに・・・・だからお持ち帰りしていないのだ)
そしてお待ちかねの景品・・・・あれ? なにか、これまたセレブな香りのする瓶を渡された。
戴いたのは、こちら。(箱に入っちゃってるけど)

あーーーーーーーーーーっ、シャンパン!!!!!
シャーペンとか・・・俺なに聞き間違えてんの(>_<)
モエ・エ・シャンドンでございましたとも、ええ!! なるほどね!! おフランス!!
嬉しいどんでん返しでした!!!!!
表彰状の額もおっきくて重く、そこへシャンパン一本がきましたから、受け取ったらプルプル状態(^^;)
伊澤恵美子嬢は涼しげに「では加戸谷さま、コメントを・・・」と容赦ない系w
田辺市長が「あ、お持ちしましょうか」と手を添えてくださったのですが、恐れ多いので「大丈夫です、ありがとうございます」とがんばる。
で、何言ったかもう忘却ぎみだが、ない知恵しぼってコメントさせてもらう。
その後の実行委員会代表の鈴木さんのご挨拶によると、実行委員会あてにカンヌ市長から、本イベントへの激励と、震災へのお悔やみなどをしたためた手紙を頂いたそうです。すごいですね。ありがたいですね。
今回から、カンヌ映画祭のプレスルームには、このシズオカ×カンヌウィークのリーフレットも置かれているそうです。
まだ成長段階のイベントかも知れませんが、こうして少しずつでも各方面へ認知いただいて、静岡を代表するイベントにまで発展できたらいいですね! いや、なるでしょう!!
記者発表が終了し、あとは前夜祭まで少し時間が空く。
僕は仕事も気になっていたので、ここで帰路というかたちでもよかったのかもだが、伊澤恵美子嬢のトークは見たいなと思い、それだけは押さえていこうという気になったので残ることに。
伊澤嬢と、たぬき亭なるラーメン屋へ。
昔ながらの!!的ラーメンで、かえって新鮮でうまいw

「しかし、まさか俺らが静岡でこうして一緒にラーメン食うことになるとはなあ・・・w」
「ほんとですよね〜w」
以前会ったときより、伊澤恵美子はことさら美しくなっていた。女優だのう・・・・
伊澤嬢は一旦会場へ戻ったが、まだまだ時間があるので、一人でそこらをぶらついてみることに。
イベントの本開催はカンヌ映画祭と同期なので、11日から。だからまだ街はイベント一色、というわけではないが、いたるところにポスターは目にできる。

こういった通りが、一部は「マルシェ通り」に早変わりする期間などがあるそうで、圧巻だろうな〜。
静岡の街は、新興と過去の隙間が交差する印象で、よく観察すると面白い。

会場の向かいの伊勢丹を尻目に西へ行くとすぐ、県庁前に出る。そしてそこは、駿府城址だ。(城址指定かは知らないけど・・・)
いきなりお堀。

水面でわかる通り、雨がパラついている。
実はこのちょっと前、雨宿りに入ったドトールで、股間にアイスティーのガムシロをこぼしてしまい、まるでおしっこもらしたようなシミがついちゃって少しブルーちっくだったのだが、この景色に元気づけられた。
この位置から右へ向けば、奥に県庁が見える。

その向かいが静岡市役所で、アール・デコ風の建物。地元の横浜を思い出す。

駿府城は、家康の最後の居城で、天下普請と銘打っただけあって、三の丸まで持つ大規模な縄張りの、典型的な輪郭式。
さすがに本丸ともども現存していないが、とどめている中堀・外堀、石垣の輪郭によって囲まれた広大な土地(駿府公園)は、歴史に想いを馳せるには充分な風格を持っている。
一番それっぽく目を楽しませてくれるのは、復元された巽櫓とその門。


見上げると、古代建築と近代建築のレイアウト発見。

塀の内側。
矢狭間と鉄砲狭間の位置が食い違っているのは、やはり鉄砲は当時、しゃがんで片膝を着いて撃つのが通常スタイルだったということなんかな?

こちらは高麗門からの外堀。本丸も復元できたら、さぞかし見ごたえあるだろうな。

復元ではなく、発掘した本丸堀が現存していて、これは当時の生々しい打ち込みはぎや、算木積みの石垣が見られる。
けど雨が強くなっちまって、写真どころではなかった。亀がぽつねんと浮いていたのが微笑ましかったですわん。
ん? なんでお城めぐりになってるかって??
ごめwwwww 好きなのwwwwwwwwwwwwwwwww
さて、前夜祭のために会場に戻る。
トーク中の伊澤恵美子嬢をパチリ。
数枚撮ったが、この伊澤嬢の「ニカッ」な笑顔が前から好きなので、これを掲載。

なんかちょうどお辞儀してるところで、どん詰まりな感じに見えてしまうが、本人はスラッとした子であることをお伝えしておこう!!
ともかく、このトークはなかなか興味深く、面白かったw
司会進行の柚木さんがまた素敵w
伊澤嬢もやる時はやるな!! こんなに器用なやつだったのか!!!w
トークを堪能し、お世話になった関係者の皆様にご挨拶して早々に新幹線へ。
考えてみたら、新幹線なんて数年ぶりだ。
堪能してやれと思ったが・・・・新横浜なんてあっと言う間(>_<)
楽しかったな〜。
改めまして、この度は光栄にあずかりましてありがとうございます。
そしてこのエントリの最後まで付き合ってくださったあなたにも、ありがとう!