一定時間ごとにその情報を蓄積し、そのファイルを見つけ出せればその情報が見れてしまうということで、「プライバシー侵害だ、けしからん」などという風評がまことしやかに。
これについては、Appleはこのように対処するらしいが、この機能を削除しちゃうのか。もったいない。
僕はプライバシーの侵害などとはあんまり思わない。大体、この情報はそんなに大げさに騒ぐほど、緻密で正確な情報とも言いがたい。
ただ、問題は、Appleがその情報保存を公表していなかったということなんだろうけど、これを発見したあるチームによると、「どうも意図的ではなく、設計漏れによる産物らしい」ということ。いずれにせよ、これはAppleの責任だ。
ただ、この情報が何かに使われたり、また、Appleに送信されたりということはなく、ただ単に、iPhoneに蓄積されちゃってる、ということらしいんだな。
「もし誰かに見られたら」とかいうプライバシー懸念の話をする人もいるけど、さっきも書いた通り、見られたところでだからなんなんだ、という内容にすぎないと僕は思う。
えっ? あの日あの時、あんなとこにいたことを知られるのはまずいって?
しかし、他人のiPhoneを技術的に解析して、そのタイムスタンプ情報を抜き取ろう(もしくは抜き取れる)なんて人やその機会が、一体どれだけあるっていうんだろうw
「そういう考えが、セキュリティ崩壊の一端なのだ」と指摘されてしまうかもだけど、僕ぁむしろこの機能を使ってなにか面白いことはできないか、という前向きなシフトの方が好きだ。ワイノワイノ騒いで、結局この偶然の産物的落とし穴(いわば欠陥?)を塞ぐより、「だったらこうしようぜwww」みたいなのが楽しい。
で、さっそく、この情報を読み取って、地図上に自分のあしあとの歴史を見せてくれるMacアプリが登場している。
MacTrackar
これはiTunes経由での同期時に保存されている、Mac内のバックアップからその情報を得て動作する。
最初にやった時、エラーになって「あらっ?」って思ったのだけど、iTunesにバックアップを残す際、暗号化されてるとだめみたい。つまり、暗号化バックアップしておけば、さらにこの情報は守られてるわけで、それこそ大騒ぎしすぎることもないかなと思ってしまう。
さておき、このiPhoneTrackarを使ってみた。
起動すると、これまでのすべてのあしあとが表示される。



ふーむ。まだiPhoneにして1年経たないので、これがもっと二、三年とかになると面白いのだろうな〜。
見ての通り、海上にもマークがあったりするので、誤差もあるようだ。まあ、GPSですからね。だから、これを解析したところで、プライバシーがどこまで侵害されるかって話で、神経質になりすぎることもないとは思う。
左上のスライダで地図拡大・縮小。位置はマウスドラッグで。下にあるスライダが時間軸で、左へ行くほど過去になる。
これが、iPhoneを手にして間もない、去年の7/1のマップ。

まだ自宅周辺と、都内ぐらいしかないw
8/26は都内だけのようだw

下にあるスライダの、一番左の再生ボタンで、時間軸を自動再生できる。
これ面白いな〜w
「流山方面なんて行ったかなあ?」と思ったのだけど、日付を見て納得。「ああ、あれか!w」的なw
これ、海外ローミング利用で海外をあちこち飛び回ってる人とかだと、特に楽しいだろうな。世界地図にあちこち軌跡があったりして・・・圧巻だろうね〜w
GW末は、静岡のタイムスタンプが追加されそうです。そう、例のシズオカ×カンヌウィーク2011ね☆
でぁでぁまた!