2010年09月16日

Bluetooth Image - iPhone同士でPhotoのやりとり -

前のエントリで、iPhone4の初期型と後期型で写真の映りが違う、という内容をやりましたが、ディスプレイもどうやら違うようです。


これのスクリーンショットを撮って並べてみようと思ったのですが、液晶が違うわけだから、スクリーンショットを撮っても意味がないことに気づきました...w


なにがちがうかというと、まず初期型は全体的にブルーがかっているのに対し、後期型は赤味(ブラウン)がかっている、ということです。


これは互いを比較して初めて、「青っぽい」「赤っぽい」と言えるのであって、単体ではまったく気にならないレベルです。


しかし、並べるとよくわかります。極端な言い方をすれば、初期型は、白が水色に見えるが、後期型はやや茶色味がかって見える。


RGB値でいえば、初期型は若干B値が高い感じで、後期型はR値が高い感じ、と言えばいいのかな?

iPhoneの環境設定画面などを見てみるとよくわかります。スキンの色が違って見えるのです。


実際にスクリーンショットを撮って、片方のiPhoneに渡して見てみたら、まったく一緒だったので、要は液晶の違い、ということですね。

iPhoneはスクリーンに関しては「明るさ」の設定しかないので、なにかの設定の違い、というわけでもなさそうです。
ちなみに、もちろん明るさを一緒にして(最大にして)並べて比較した結果です。

あと、後期型は初期型に比べ、同じ「明るさ設定」でも、若干暗く感じるのですが、これは気のせいかもしんない。


また、明らかに違うのが、「明るさの自動調整」の感度です。

これがONになっていると、iPhoneは周りの明るさに応じて、ディスプレイの明度を調整します。
たとえば、電話をかけるために耳へあてると、ディスプレイをスリープにします。
これによって、バッテリーの節約ができます。

周りが明るければ明度を上げ、暗ければ明度を下げます。暗いところなら、明度が低くても視認性は保てるからです。


このためのセンサーは、Face Cameraです。前の記事に書いたように、初期と後期ではこのカメラが違うことを紹介しました。
センサも違うようなら、取り付けの深さも違います。
(初期型は深く、後期型は浅い)


で、同じ明るさに調整したふたつのiPhoneのディスプレイを、電気を消した部屋で見てみると、自動調整のせいなのか、後期型は極端に暗くなる傾向があります。

「ちょっと暗すぎないか?」というくらい、ガクッと明度を下げる時もあり、これなら自動調整をOFFにした方が見やすいのではないか....という感じ。

これはいわば、Face Cameraの感度の違いでしょう。


これらが一体、どういうことなのかは、わかりません。


さて、それはさておき、今回、片方のiPhoneから、片方のiPhoneにスクリーンショットを渡すのに、Bluetoothを介して渡しました。

そのせいで、Bluetooth通信のアプリをかなりいろいろと試す必要に迫られました;;

無料で探していたのですが....いやはや、ひどいのばかりですね(>_<)


特にひどいのが、Bluetooth Maniaというやつで、そのシリーズは絶対手を出してはいけません。
とにかくまったく機能しません。

なかでもよかったのは、Photo Zap! などなんですが、いろいろ試して「これでしょ」というものが決まりました。



b_i

Bluetooth Image   無料


安定度、転送速度、使いやすさでダントツです。少なくとも無料の中では。

この手のアプリは不安定なものが多く、まず2台のiPhoneのペアリングの時点からつまづくのもまったく珍しくありません。

もしくは、死ぬほど時間がかかるとかね。


で、このBluetooth Imageはかなりしっかり作られていて、広告は出るものの、安心してガンガン転送できます。

さらにこれを選んだ決定打は2つあって、


・起動すれば、iPhoneのBluetoothをオンにしてくれる

これをしないアプリも多く、大体は環境設定から事前にONにしておかなければなりません。
これをアプリがやってくれるだけで、行程がひとつ減る訳ですから、大事です。

起動時に、「ONにして良いか?」みたいなことを聞いてくるので、OKを押すだけです。



・カメラロールの写真をどんどんタップするだけで次々と転送

大体のアプリは、転送する写真を選ぶためにカメラロールの画面を出して、写真を決定して、転送ボタン押して....受け取る側は受け取りボタンを押して、受け取りモードにして.......転送終わったら、また最初から同じ行程.....みたいな感じなんですが、Bluetooth Imageは、カメラロールへ入ってからは、一覧にある写真をタップしていくだけです。

これが非常に楽だw


というわけで、ちょっとスクリーンショットもまじえてご紹介します。

当たり前の話ですが、通信しあうiPhoneの両方とも、このアプリがインストールされ、起動されている必要があります。


起動画面です。
すでにBluetoothはONになっています。

pg_Photo 16-9-10 22-31-48.jpg

BluetoothをONにすると、自動で検索をはじめます。

そして近くのデバイスを見つけ、一覧にしてくれます。


pg_Photo 16-9-10 22-31-45.jpg

相手のiPhoneを認識したら、それを選択します。

この時、相手のiPhoneにもこっちを認識して同じような画面が出ていますが、片方が選択すれば、コネクトの申請が行われます。


申請された側の画面はこうなりますので、Acceptします。

pg_Photo 16-9-10 22-31-55.jpg

あとは送る側がPhoto Libraryから写真を選ぶだけです。
アルバムから選んでタップすれば転送されます。


転送中画面です。

     転送側          受け取り側
pg_Photo 16-9-10 22-31-57.jpg pg_Photo 16-9-10 22-31-50.jpg


転送は嬉しいくらい、速いです。

転送完了画面。

     転送側          受け取り側
pg_Photo 16-9-10 22-31-59.jpg pg_Photo 16-9-10 22-31-54.jpg


このままOKすれば、また送信待機状態になります。

Disconnectを押せば、相手との接続を解除します。

さすがにBluetoothをOFFにはしてくれないので、アプリを終了したら、環境設定からOFFにしましょう。


機能はこれだけですが、充分だと思いますね。


てかさ.....これくらいの機能は.....iPhone自体に備わっていてほしいよね........



でぁでぁ。


posted by ORICHALCON at 23:53| Comment(1) | TrackBack(0) | Mac & iPhone
この記事へのコメント
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