2010年08月24日

Camera+ の 裏技?? - シャッター音OFFとかw -

※注 : Camera+が、2010/12/22アップデートして復活しました! 詳細の記事はこちら

※注・この記事の内容はIOS4.02に関するものです詳細はこちら

※ さらに、この記事の内容は、現在ではエラーになります。エラーの内容と修正の記事はこちら。


cameraplus

ちょっと前に紹介した、iPhoneのカメラアプリ Camera+にちょっとした動きが出ている。

このアプリは、個人的にはiPhoneカメラアプリの決定版と思っていて、いろいろ試し散らかしてみた結果、これが一番良い。

ということで、とうとうホーム画面のDockに収まってしまっている。


pg_Photo 24-8-10 08-45-29.jpg


前に紹介した、自作のチョコレートの箱風壁紙ですが、青バージョンにしてみました。ところが残念ながらこれ、見づらい;

さておき、これで、このアプリからムービー撮影モードへ移行できる機能さえあれば、標準のカメラアプリはいらないかもね〜w

iPhoneアプリをダウンロードしたことある人ならご存知の通り、アプリに対してレビューというかたちで評価ができる。

僕なら満点の★5をあげたい。

そんなわけで、このアプリをレビューしようと思い、App Storeにアクセスした。ついでにダメもとでムービータスク追加のリクエストもしてみよう、とかね!

ところが.........App Storeに、Camera+がない!!

検索しても出てこないの〜。


仕方ないので、開発元のtap tap tapのサイトへ行き、そこからアプリのページへ飛ぶことにした。さすがにそこからならいけるだろう。

ところが!!

stop.png


こりゃあ.....Appleに削除されてるな??

ことの顛末が知りたくて検索したら、すぐに見つかった。やっぱりAppleに規制を食らったらしい。

詳しくはこの記事にある。

簡単に説明すると、iPhoneのSafariで、あるコマンド・リンクにアクセスすると、Camera+の隠し機能が追加されるというもの。

その隠し機能とは、iPhoneの側面にあるボリュームボタンをシャッターボタンとして使用できるようにする....というもので、音量マイナスボタンを押しっぱなしにすると、シャッター音をOFFで連写できてしまう。


上のリンクの記事(8/12時点)によると、この機能のためにAppleから規制を食らうだろうと予想している。

そして、まさにそうなったのだろうw

Appleは、シャッター音をOFFにする機能を搭載したアプリを非推奨としているため、こういう措置になったらしい。


この隠し機能をONにするには、iPhoneのSafariを立ち上げて、URLバーに以下のテキストを入力してアクセスする。


camplus://enablevolumesnap


するとCamera+が起動し、Menuの一覧に VolumeSnap という項目が追加される。


で、試してみたが、その項目は追加されなかった。つまり、リンク先の記事にもある通り、規制で削除され、幻の機能になってしまったようだ。


ところが、である。

一見、項目は追加されず、なんの変化もないように見えるのだけど、ボリュームボタンのマイナスを押すと......


撮影できた!!!


最初の一発目は音が出るが、押しっぱなしにするとサイレントで連写ができる。

そもそも、このCamera+は連写がとても速いのが特徴で、結構シャッターボタンのタップを連打してもガンガン撮影してみせるスペックを持っていた。
そこへボリュームボタン長押しで撮影できてしまうので、もうタイムラグなしの連写が可能にw


間違いなく、デフォルトのCamera+はボリュームボタンではシャッターは切れなかったので、このコマンド・リンクの影響だろう。


今回の検索で知ったのだけど、このCamera+はやはり人気の商品らしく、Appleからの控除を差し引いた純利益が、2200万円を超えているらしい。

いやー、当たればでかいね〜。

上の記事によると、やはりこれでもかという高機能性と、丁寧な作り込みがそれだけの売り上げを生んだのだろうということなんだけど、ほんとにそうだねえ。


そんな優良アプリでも、規制を食らってしまいました。


しかし、iPhoneのカメラのシャッター音をOFFにしたいという声は、結構ユーザーから多い。

というのも、iPhoneのシャッター音がでかすぎw

シャッター音のOFFは、悪用が懸念されるのだろうけど、特にペットを撮りたい人たちが困っているらしい。シャッター音で猫が逃げ出す....といった具合。

あと、赤ちゃんの寝顔を撮るとか、食べ歩きのブロガーが店で料理を撮る時、周囲に気をつかうとか、そんなこんなでこのおっきいシャッター音を消したい場合というのもそこはかとなくある。


実は、消す方法がある。

ひとつは、なんとシャッター音をOFFにする機能を備えたアプリがあるので、それを購入する。

bcam_mini.png

ブログカメラ 115円


日本製のアプリで、115円にしては十分な高機能。特にシャッターボタンを好きな位置にドラッグで配置できたり、全画面シャッターボタンモードや、撮影サイズを画面上ですぐに切り替えられるなど、心憎い機能を搭載。

そしてなにより、普通にシャッター音OFF機能がある。

開発者の方の弁によると、Appleへの申請の時点できちんとその機能を明記した上で審査が降りているので、問題はないはずだが、もし指摘された場合は削除する、ということらしい。

これはAppleの審査漏れなのか、それとも申請時の時には規制がなかったため、すでにリリースされているものは規制対象外、ということなのか、ちょっとわからない。

このブログカメラはTwitterなどのシェア機能も充実し、簡単なエフェクト加工も可ということで、なかなか良いアプリなのだが、いくつか重大な欠点がある。僕もこのアプリは持っているのだが、そのせいで全く使っていない。

一番困るのが、撮影してから、保存されるまでのタイムラグが異常に長いというのがある。

厳密に言うと、長いのでなく、「保存中は撮影ができない」ということ。

保存のタイムラグはどのアプリでも実はそんなに変わらないのだが、バックグラウンドで保存するか、しないかの問題で、このアプリはバックグラウンド保存をしてくれない。

シャッターを切るたんびにクルクルとプログレスがまわって、保存中....というテキストをしばらく眺めさせられる。

これが想像以上にストレスなんである。

人間ってのはせっかちなもので、もっと欲を言えば、起動ももうほんのちょっと早いといいんだけどな〜。

起動のタイムラグの体感を和らげるためか、このアプリは起動時にダミー画像を使用している。iPhoneのカメラプログラムを呼び出す際、絞りが開くアニメーションがあるが、その一歩手前に、絞りの閉じた画像を先に表示することで、もっさり感を回避しようとしているのだ。


さて、もうひとつ気になる点といえば、シャッターを押してからシャッターが切られるまでに、ややタイムラグがあり、そのせいで手ぶれが起きやすいということ。

よほど繊細にシャッターをタップしないかぎり、ほぼ間違いなく手ぶれ写真となる。
いや、タップはだめで、そっと触れないといけない。これも非常に困る。

Camera+ではこんなことはない。


日本人の開発ということで、応援したい気もするが、毎日使うとなると、やはりCamera+になびいてしまう。でもがんばってほしいと思います。

ともあれ、シャッター音をOFFにする機能を堂々と持ち合わせているのは、たぶんこのアプリが世界にひとつだろうと思われるので、どうしてもデフォルトでシャッター音を切りたいという人にはおすすめです。

これ、この機能があるんだから、英語化したら世界的にもっと販売できるんじゃないかなw


さて、もうひとつシャッター音をOFFにする方法。

無料のアプリで、Camera Plusというのがあります。


c_plus

Camera Plus 無料


これはまあ、普通のカメラアプリで、無料版はちょっと使いづらく、撮影するたんびに保存するかどうかの画面に切り替わってしまう。そういう意味では全く使えないのだが、タイマー撮影機能があるので、そのためだけに持っていてもいいかも知れない。(また、たまにTwitterをフォローしろ、という小窓が出てうざいw)

で、どうシャッター音をOFFにするかというと、こいつを撮影に使うわけではない。
このアプリをバックグラウンドで起動しておく、というもの。

このアプリを起動したら、今度はiPhoneのカメラアプリを起動する。
そして、ボリュームボタンのマイナスボタンを押しっぱなしにする。

すると、着信音のボリュームが下がっていって......0になるはずだ。


こんな感じ。


pg_Photo 24-8-10 10-07-23.jpg


こうなったら、無音でシャッターを切れる。そのためには、ボリュームマイナスボタンは押しっぱなしにしている必要がある。

デフォルトのカメラアプリでは、ボリュームは0にならないのだが、このCamera Plusを裏で起動していると、0にできるのだ。

しかし、ボリュームボタンを押しながら、さらに画面のシャッターボタンをタップというのもちょっと大変ねえ。


そこで、さらにいいやり方を発見してしまった。


Camera+で無音シャッターを実現できます。


先述のように、iPhoneのSafariでコマンド・リンクを打ち込んで、まずはCamera+をボリュームボタンでの撮影可能にしてください。


これですね


camplus://enablevolumesnap


すると、Camera+が起動し、さきほどのボリュームボタンでシャッターが切れるようになるわけです。

Camera+は一旦、終了させます。


1. ボリュームを一番下まで下げます。

2. iPhoneの側面にある、マナーボタンをONにします。(つまり音が出ないようにする)

3. Camera+を起動する。

4. Camera Plus無料版を起動します。ちゃんと完全に起動するまで待ってください。

5. Camera+へもどる。


シャッターボタンをタップしてみましょう。


普通に無音で撮影できてしまいます!!!


これはiPhone4 + IOS4でしか試してないので、3GSとかだと、どうかわかりません。お試しは自己責任でお願いですぉ!!


しかし、+とか、Plusとか、なんかややこしいな.....w


ともあれ、Camera+の販売が停止されているわけで....再開はいつになるんでしょうねえ。


皆さんも、いいiPhone撮影ライフを!


でぁでぁ。



posted by ORICHALCON at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac & iPhone
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