2010年08月10日
Camera+ iPhoneでPhoto生活
Camera+ (230円)
※注 : Camera+が、2010/12/22アップデートして復活しました! 詳細の記事はこちら
普段、デジカメを持ち歩いていても、ほとんど使うことがなかった。
バッグに入ってしまっているので、いちいち取り出さなければならないというのが、非アクティヴの要因だ。
しかし、iPhoneはポケットからサッと出せるので、おかげで撮影魔になってしまった。
デジカメも、もう持ち歩いていない。
とにかく、出歩けばなにかと撮りまくっている。
最近はなぜか、蛇口を撮るのに凝っていて、蛇口を見つけると撮影している....
iPhone撮影の良さは、撮ったあとにすぐ加工したり、メールに付けて送るのはもちろん、TwitterやFacebookにすぐさまアップロードできる点ですね。
ただ、デジカメとちがって、いろいろ不便な点もある。特にズームが弱点で、デジタル5倍なので、ほとんど使い物にならない。
だけど、そういう"制限"が、かえって撮影を楽しくしてくれている。この制限の中でどんな写真を切り取るか....が面白い。
さて、iPhoneのカメラ、特にiPhone4はなかなかいいカメラを搭載しており、それを司る標準アプリも申し分のないものなのだけど、それでも「カメラアプリ」なるものがサードパーティからいろいろ出ている。
フリーから有料まで実に様々あるのだけど、いくつか試してみて、今回紹介する Camera+ がなかなか良かったので、これを普段から使用している。
(Camera plus という、似た名前のアプリがあるが、別物なので注意)
これは撮ってから写真をちょこっと加工できたりするのも魅力なのだけど、なによりもこれの魅力は、「露出」と「フォーカス」を別々に指定できることだ。これができるアプリというのが、パッと探してみたところ他にない。
iPhone標準アプリでも不可能だ。
たとえば、こんな写真があるとする。
自販機のモックケース内のディティールははっきりしているけど、他が真っ暗だ。
これは、モックケース部分をタッチして、フォーカスをそこに合わせている。すると、標準アプリだと、そこに露出が合わせられるので、最も明るいモックケースを選択した場合は露出は絞られ、他が暗くなってしまう。
じゃあ、モックケース以外にフォーカス・露出を合わせるとどうなるか。
こうなる。
他の暗いところを選択しているため、できるだけ光を取り込もうと、絞りが開く。
おかげで全体が映し出される。
これがある意味、肉眼に近いのかも知れないが、開いた絞りのおかげでモックケースは真っ白になってしまっている。
なによりも、この露出では、シーンによってはしらけた写真にもなりやすい。
どうにかこの中間というのはできんのだろうか?
まあ、iPhoneでそれを望むのは酷なのだが、方法としては、明るい部分と暗い部分の境界部分あたりをタップしてあげるといい。
たとえば、このあたりだ。
モックケースの明るさはある程度押さえられつつ、最初の写真では真っ暗だった草木のディティールが、ちょっと明るくなっているのがおわかりでしょうか。
これでフラッシュを使用すれば、自販機の前に立っている人物などもきれいに撮れる。
この場合、タップした位置にフォーカスがあたっているが、では、露出はそのままで、フォーカスはもっと奥に合わせたい場合はどうするか?
特に接写ぎみで撮ったり、なにか物体をなめての撮影で、ぼけ味を出したいが、露出は手前の暗い物体に合わせたい.....といった場面では悩みどころ。
そこで、この Camera+の出番となる。
今回はあんまりいいサンプル写真がないのだけど、さっきの写真で説明しましょう。
ずばり、こういうこと。
画面を二本指でタップすると、露出とフォーカスで別々のサイトが出るの!
スクエアがフォーカスで、サークルが露出です。
これを別々にドラッグして、位置を合わせられる。
たとえば、ライブハウスのシーンを撮るときなどは、出演者にフォーカスを合わせ、ステージの照明があたってる部分などに露出を合わせると、いい雰囲気の写真になる。
標準アプリだと、露出もフォーカスも出演者に合わせて撮ることになるので、照明はハレちゃって真っ白、全体的に絞り解放なので、かえってしらけぎみでノイジーな写真になってしまう場合もある。
このアプリは、妙に遊び心があって、全体の演出もなかなか凝っている。
起動した時は、こんな感じ。
実はこの起動画面はいらないと思っていて、設定でオフにできるといいんだがなあ。
ファインダーの右側のシャッターボタンは機能し、タップすると撮影できてしまう。
でもこれじゃあ見にくいので、ファインダーか、液晶部分のカメラアイコンをタップで、普通の撮影モード画面になる。
右下の「MENU」ボタンで、いろいろと設定できる。
撮影した写真は一旦、アプリ内の LightBoxという領域に保存され、そこで加工をしたり、消去したり、またはカメラロールへ保存したりできる。
このLightBoxの画面がまた、センスがあっていい。
こういうのはなかなか楽しいね!
また、これの感心できるところは、一度写真を削除しても、右下の Undo で元に戻せることだ。
写真の加工は、写真を選択して出てくるメニューの Edit を選択。
エフェクトなども豊富で、しかも実用の高いものがそろっている。
これでビデオ撮影にも対応していたら最高だなと思いますね〜。
とにかくおかげで、人生の中で一番写真を撮りまくっている季節になっています。
最近撮ったいくつかもご紹介して、今日はここまで〜☆
Camera+でエフェクトを加えてみた写真もあります。どれかわかるかな?
でぁでぁ。
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