2010年06月23日

Safariをマウスジェスチャでムフフ♪

ちょっと前の記事で、SafariGesturesを導入している旨を書きました。
これはとてもよく出来ているプラグインで、作者さんのきめ細かさが行き届いている傑作です。もう、これなしでネットはできません。手放せません。

これはSIMBLのプラグインのひとつで、先にSIMBLを導入しておく必要があります。これが初心者にはちょっとした敷居で、おすすめする側にとっても「紹介がめんどくさい」という材料になっていますwww

ところがところが、このジェスチャの簡易版のような機能拡張、MouseGesturesが登場したので、これで一発OKという感じなりました。

リンク先からダウンロードして、あとはダウンロードされたプラグインからダブルクリックするだけでインストールされます。

そもそもジェスチャとはなにかといいますと、ブラウジングする際の様々な挙動を、マウスのジェスチャ(軌跡)でコントロールしてしまおうというもの。大抵が、右クリックしながらジェスチャを行います。

まずは、MouseGesturesの設定画面を見ていただきましょう。

screenshot_gestures.png

下側の部分で、ジェスチャにいろいろ割り当てられます。
たとえば上の設定画面では、右クリックしたまま、Safarlのウィンドウ内で左へサッと動かせば、「Go back(前のページに戻る)」という動きになっていることがわかります。右へ振れば「次のページへ」、下へ振れば、「現在アクティブのタブを閉じる」、上へ振れば、「新しいタブを開く」。

普通にネットするなら、必要最低限のことがこれでできます。
「それって便利なの?」と、いまいちピンとこない人がいるかも知れませんが、これは実際に使用してみないと良さがわからないかも知れません。

少なくとも、僕がおすすめして導入した人たちは、「もう前には戻れない」と言っています。慣れてしまうと、それくらい便利なのです。

さて、MouseGesturesの登場のおかげで、紹介も導入も楽になったのですが、それでも僕は、これは使わず、冒頭に紹介したSafariGesturesを使い続けるでしょう。
というのも、これはさらにつっこんだジェスチャが設定可能で、カスタム度と自由度が高いんだな〜っ。

がんばって導入してみよう、という人がいるかも知れないので、僕もがんばってご紹介しましょう。


導入のしかた

1. まず、SIMBLのページからSIMBLをダウンロードします。ページの右上にあるLinks and Downloadsという枠内からできます。

2. ダウンロードされたファイルを解凍して生成されたフォルダ内に、「SIMBL-(バージョン番号).pkg」という、ボックスのフタが開いたようなアイコンのインストーラファイルがあります。こいつを起動すれば、インストールされます。

3. 次に、以下のようにフォルダの中を進んでください。一番最初に、Dockの一番左にあるFinderアイコンクリックで出てくる窓からはじめるといいでしょう。

Users → あなたのアカウント名 → Library → Application Support

Application Support のフォルダを開いたら、その中に新しいフォルダを作ります。
名前は、SIMBL とします。(あたりまえですが、半角英字ですよ!)

そしてその作ったばかりの SIMBL フォルダをさらに開いて、また新しいフォルダを作ります。今度は Plugins という名前にします。
そしてそのフォルダも開いておきましょう。

4. SafariGesturesのページから、SafariGesturesをダウンロードします。ページの一番下の方に、Downloadのボタンがあります。自分のプラットホームにあったものをダウンロードします。

SafariGestures.bundle という名前の、レゴブロックみたいなアイコンのファイルがあるので、それを先ほど開いたままにしてある Plugins フォルダへ入れます。

5. 完了です。Safariを再起動して、上のメニューのところに SG と表示されていれば、成功です。

こんな感じ
100623-0004.jpg

使い方

このプラグインは日本語化されているし、ホームページでも丁寧に説明されていますから、ここでは感触だけお伝えしましょう。

メニューの SG から SafariGestures環境設定を選択して、設定画面へ。

こんな感じになってます。
100623-0001.jpg

これは僕の設定なんだな。
マウスを上下に振ると、ページの更新(再読み込み)をするとか、左右に振ると、履歴を表示するとか、いろいろ割り当ててます。
そう、これのいいところは、複数の動きをまとめてジェスチャにできるということ。

「軌跡を表示する」はチェックをはずしていいと思います。これがONになってると、ジェスチャーをはじめた時に、指定してある色(上の画面では赤)で、軌跡の線が描かれます。

+ボタンでジェスチャを追加し、編集することになります。
「コマンドを編集」で、割り当てられる挙動を選択できます。かなり豊富なので、ご自分なりにカスタムを楽しんでみてください。

「ジェスチャを編集」で、ジェスチャをデザインできます。
実際にジェスチャをしてみて、登録することができるのがGood job!

100623-0003.jpg

円を描くような動きでもOKです。結果的に↑→↓←のように解釈されますが、操作感としては問題ありません。
丸を描いたらそのページをブックマークする....とかにしてもいいかもね!

というわけで、こんなあんなで、ジェスチャでムフフ、でした。

posted by ORICHALCON at 11:47 | TrackBack(0) | Mac & iPhone
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