2012年07月30日

ダークナイト ライジング

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ダークナイト ライジング


監督・脚本・製作 : クリストファー・ノーラン
出演 : クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ゲイリー・オールドマン アン・ハサウェイ トム・ハーディー マリオン・コティヤール ジョゼフ・ゴードン=レヴィット モーガン・フリーマン

※注意 ネタバレなし

新宿バルト9にて。しかも2日にかけて二回鑑賞。

つづけて二回、足を運ばせてくれました。素晴らしいです。
前作の「ダークナイト」につづき、間違いなく歴史に残る傑作です。
あれだけの前作を作っておきながら、それを越えられるのかなと余計な心配をしていたのですが......前作がかすむほどの作品です。

もし劇場へいくなら、前二作の「バットマン・ビギンズ」と「ダークナイト」を観ておくことをおすすめします。せめて「ダークナイト」だけでも観ておいた方がいいと思います。

しかしまあ、「バットマン」というコミックの題材ひとつで、ここまでやれるのか.....頭が下がります。またオスカー候補になるのではないでしょうか。「アメイジング・スパイダーマン」がお子様向けに見えてきてしまいます。

今回の敵役はベイン。すでに「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」でベインは脇役で登場しているのですが、今回は大役です。そらもうすごいわけで。

とんでもないテロを仕掛けるのですが、これ、映画史上もっとも凶悪なテロと呼んでいいと思います。
「ダークナイト」でも、ジョーカーがフェリーを使ったあまりにも恐ろしいテロを実行しますが、ここにきてまたよくもこんなアイデアが浮かぶなと.....

一応、ヒーローものですから、いろいろとまあ、戦闘シーンはあるわけですがね、肉弾戦やら兵器マシン戦やら。

しかし「ダークナイト」でもそうでしたが、根底にあるのは息が詰まるほどの「心理戦」なのです。

この作品の奥底に流れているメッセージ・・・・いや、「答えの見つからない問いかけ」と呼ぶ方がいいのかな。これは人類の永遠のテーマでしょう。

これだけの娯楽大作なのに、いやに大人びていて、暗く、湿り気のある感じ(もちろんこれは全てこの作品の魅力)になれているのは、やはりイギリス出身の監督(脚本・製作)だからでしょう。
アメリカ人が首脳だとどうしてもやっぱり、「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(ゴールデンラズベリー賞受賞)みたいになっちゃったりもするんだわな!w


「バットマンは主人公だから、負けるわけない」的な、ヒーローものの鑑賞中にある潜在意識下の安心感というのは期待してはいけません。
これでもかと、「勝てる気がしない」という状況に容赦なく追いやられていきますw


そうそう、今回、キャットウーマンが出てきます。いや、劇中では「キャットウーマン」などというダサい名前は直接使われたりはしないのですが、モデルは間違いなくキャットウーマンでしょう。顔にゴーグルをつけているのですが、普段はそれを頭の方に跳ねあげています。それがちょうど、なんとなく猫耳っぽく見える、というくらいにとどめることによって、キャットウーマンらしさを出しています。
さすがにこの世界観に猫のコスプレは合いませんやね。しかしここまで硬派にやられると、歴代のキャットウーマンがみな間抜けに見えてきてしまい、ちょっとかわいそう。


「インセプション」で印象深い俳優だったジョゼフ・ゴードン=レヴィットが引き続き呼ばれています。いい俳優ですね。ずっと見ていたくなるなにかがあります。


あと、特に気になったのは「音」。音圧が高いというか、単に音がでかいというか、迫力あるんですが、とにかく音の演出がすんごい。
音はほんとに大事だなあと思いました。


「アメイジング・スパイダーマン」では、終わったらスタッフロールも見ずに席を立つ人が結構いましたが、さすがにこれはみんな最後まで座ってましたね。圧倒です。

ああ、封切りしたばかりなので、今日はこれ以上あまり多くは書きませんし、また、あれこれ言いたくもありません。

とにかく観てください。




posted by ORICHALCON at 17:42| Comment(4) | TrackBack(0) | Cinema