2012年07月18日

フォーチュン・クッキー

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フォーチュン・クッキー

監督 : マーク・S・ウォーターズ
出演 : ジェイミー・リー・カーティス  リンジー・ローハン


今日は隠れた傑作をご紹介します。もしレンタル屋で迷ったらまずこれを!

原題は「Freaky Friday」。このタイトルで「ん?」となった人はなかなかの通です。
これは1976年に放送されたテレビ映画「Freaky Friday」のリメイク。当時の主演は子役で売り出し中のジョディ・フォスターでした。


「親子の中身が入れ替わってしまう」というプロットを最初にやった、元祖の中の元祖です。


本作の母親役は、僕の大好きな女優、ジェイミー・リー・カーティス。娘役がお騒がせアイドルのリンジー・ローハン。
テンポの良い展開で笑って笑ってホロリとさせる、オリジナル版をはるかに超えた、ゴキゲンなコメディとなっています。


往年のホラーファンにとってはマドンナと言っていいジェイミー・リー・カーティス。なにげに演技派です。
「大逆転」でコメディセンスを発揮し、つづけて「ワンダとダイヤと優しいやつら」。コメディ路線でいくのかなと思った矢先、「ブルースティール」でサイコ相手に戦う女巡査というハードな主人公をやってみせ、びっくりさせてくれました。
この人、男臭い(てか、ごつい)顔してるんですが、なにげにナイスバディです。「トゥルーライズ」でシュワルツネッガーの妻を演じた時、どんだけナイスバディかを見せつけてくれました。

久しぶりに見る彼女でしたが・・・さすがにおばさんになってしまいましたねw しかしレスポンスとフットワークの良さは健在です。


さておき、気楽に楽しめる映画ですので、今回は気楽にいきましょう!


母親のテスは博士号を持つ精神カウンセラーで、その著作が出版されるなどそこそこ成功している。夫を亡くしているが、新しいパートナーとの婚約を決めています。対する娘のアンナは高校生。バンドをやっていて、学校でもちょっと教師に目をつけられている問題生徒。思春期の娘のいる家庭によくあることだが、この親子は日頃なかなか咬み合っていません。
そんな二人が、フォーチュン・クッキーの魔法で、ある朝入れ替わってしまいます。


入れ替わる前
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入れ替わり後(アンナは母親のクレジットカードで服から髪から好きにし邦題www)
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もちろんパニクる二人だが、まわりに説明などしようがなく、アンナは仕方なく母親の仕事場であるクリニックへ、テスも学校へ通うはめに。
外見は母親でも、中身は娘なわけで、クリニックではハチャメチャな診療w
母親の方は学校における娘の実態に唖然!

アンナには想いを寄せる青年がいるのだが、アンナの性格の変容がたたって愛想をつかれてしまう。そしてついには母親であるテスに恋してしまう青年・・・中身はアンナですから、「最高にCoolなお母さん!!」となってしまうわけw

アンナはバンドでギターをやっていて(このバンドがまたツインギターでイケてたりするんですが)、大事なバンド・オーディション出場を明日に控えています。テスはギターなんか弾けないわけだから大変です。そして、その時が来てしまいます。

いきなりキスひとつでも拒むようになったテスに不審がる婚約者、突然優等生になったアンナにとまどう教師や友人たち。これらが織りなすドタバタが練られた脚本によってテンポよく展開し、最後にちょっぴりジ〜ンとさせられてしまいます。


テーマは「家族」。アメリカでは知らない人はいないくらい大ヒットしました。


ハリウッド娯楽作の「ご都合主義的」なノリはありますが、それを素直に楽しんじゃおう!というハッピーな作品です。
当時のヒット曲が並ぶ劇中のサントラ(これも売れました)もノリノリですよ!


「少年メリケンサック」のレビューでも触れた、コメディの王道プロット、「装い」と「悟られまいとする」がいかんなく発揮された作品でもあります。

久しぶりにリラックスして楽しめる映画に出会いました。ぜひご覧下さいませ!



posted by ORICHALCON at 10:15| Comment(308) | TrackBack(0) | Cinema