先日、iPhoneから利用できるクラウドについていくつかご紹介しましたが、GoogleがGoogle DriveのiOS版をリリースしたので、どんな感じか試してみようと思ったのですが.....
Googleの利用規約には注意が必要なんですが、やっぱりちょっとひっかかるものがありました。
検索するとやはりこれについて指摘をまとめているところがあったので、そちらをご覧いただくと早いかと思います。
こちら
ちょっとなんか、使う意欲がそがれますよな!
乱暴にくくると、「Google Driveに預けたものはその時点でGoogleのもの」みたいなかたちになっています。
上のサイトにもあるように、他のクラウドサービスの規約では、利用者のコンテンツは利用者のものであり、サービス側がこれらをあらゆるかたちにせよ所有権その他を取得することは一切ないということを謳っている。
これはサイトの例にあるDropboxやMS Sky Driveにかぎらず、ほとんどのクラウドサービスにあてはまります。
クラウドサービスは便利ですが、こういった点にも注意が必要ですね。
また、クラウドサービスを完全に信用すぎるのも禁物です。
サービス側の不備により、預けていたデータが消えてしまうなんてことだってあるのです。
メジャーにおいての大規模な例はまだありませんが、さくらインターネットのストレージサービスで事故がありました。
他人に預けるのですから、そういったリスクもちょっと覚悟しなければなりません。
2012年06月29日
IOS版 Chrome出た!

Chrome
無料
[App Storeで見る]
やっと出ました。
個人的にはMercuryとの置き換えには至るほどではないけど、標準のSafariよりかははるかに、はるかに良いので、普段サクサクと使うなら断然これが良いと思います。シンプル・イズ・ベスト!
特に普段、PCでChromeを使用する人は迷わずこれでキマリです。
モバイル側、PC側ともGmailアカウントでログインすると、ブックマークが同期されるのですぐに使えます。
PC版ChromeはSafariのブックマークインポートも楽なので、これは最強ですね!!
起動するとGmailアカウントでログインするか聞かれるので、する人はしてください。
最初に簡単なチュートリアルが表示されます。これを見ただけですぐ、充分使い始められます。素晴らしい。

僕はGmailでログインしたので、ブックマークが早くも同期されていました。(下のタスクの真ん中の★印タスク)
ブックマークも何気に見やすいです。

よく表示するページや、最近閉じたタブの一覧も表示できます。こりゃいいね!
ちなみにこの画面下のタスク間は、タップで移動もいいが、一応スワイプで移動できる。
こういうのも心憎い。


このタスクは、今つながっているネットワーク状況と、PC側のChromeで開いているサイトの情報。
僕のMacのWi-fiと、今まさにこのブログを書いているサイトが表示されている。
PCで見ているサイトを、すぐにiPhoneで開くことができるっちゅーわけ。

開いているタブ一覧はこんな感じ。トランプみたい。
スワイプで上下スクロールし、閉じたいタブは、左右にスワイプで捨てることができる。画面の外へ出す感じ!


こういう感覚はすごくいいね!
ちっちゃな [

アドレスバーに直接テキストを打ち込んでの検索という本家機能も、もちろん健在。
iPhone4S以降のSIriマイク搭載であれば、検索窓横のマイクボタンから音声検索も可。

キーボード上に.comなどの入力ボタンがあるのがグレイト。
環境設定は、ごく必要最低限なもの。高機能ブラウザのようにやたら複雑な環境設定のもあるが、普段普通に使うならこれくらいシンプルな性能なのが一番だね!

動作も軽く、サイト読み込みも当然のごとく速い。
Safariの置き換えとしては、恐らくNo.1ブラウザとなるだろう。
最後にChromeのプロモ動画を添えて終わりにします。(Andoroid版とIOS版の紹介)
であであ。
2012年06月27日
iPhone壊れる
完全に壊れたというわけではないんだけど、いつのまにか落ちてしまうという状況が続いていたんだな。
数ヶ月前から、忘れた頃に起きたりしてたんだけど、ここ数日は一日に何度も起きる。
症状としては、「落ちる」というよりも、厳密にはバッテリーの残量をちゃんと認識しない・・・というような感じで、気がつくとバッテリー容量がゼロになり、iPhoneが動かなくなるというもの。
iPhoneはバッテリー容量が限りなくゼロになると、「充電しろ」という警告画面のような状態になり、操作を受け付けなくなる。
その画面も掲載したいところだけど、この状態だとスクリーンショットも撮れないw
通常はこの状態になったら、充電すればいいだけのこと。
しかし僕の場合、この状態がバッテリーが100%で起きてしまうのだ。
バッテリー容量は問題ないので、充電につないでも改善されず、再起動もままならない。
ホームボタンとスリープボタンをやたら連打しまくり、運が良ければ再起動に入れるという感じ。
iPhoneのリセットの復元も結構試してみたし、ネットのあらゆるところでこれに関するトラブルシューティングを探してみたけど、解決には至ってない。
つまりは、壊れたんだと思う。
しかし、最後の望みとして、Apple Storeのジーニアス・バーに行って見てもらった。
ジーニアス・バーにはiPhone診断ソフトみたいなのがあって(Mac Book Airで操作する)、問題のiPhoneをつないでシリアル番号を入れると、iPhoneをスキャンするという代物。
見たところ、"バッテリーは正常です"とか、問題がないような結果ばかりで、あえて言うならインストールされているアプリのいくつかが壊れているという報告が出てきた。(特にゲームアプリが多かった)
ということで、担当してくれたお姉さんが言うには、
1.これらのアプリが原因かも知れない
2.iPhoneのリセットをしてみるといいかも知れない
3.それでダメなら、基盤などがやられてる可能性がある
4.その場合、修理ではなく機体交換で8万ナンボかかる(要は、また新しく買う)
ということでした。
結果的には、原因や決定的な解決策は不明ということなんだけども、大方予想していたのでまあ、それはいいんです。
個人的にも「もう絶対機械がダメでしょ」と薄々思ってたからねぃ...
ついでにRetinaディスプレイとなったMac Book Proをイジイジしてきた。
「すごい綺麗!! 感動!!」というよりも、綺麗すぎてわけわかんない感じだった。液晶で表示されているはずの画面が、モックにはめこまれてる絵みたいに見えた。
とにかく、お姉さんの言った1〜2について。まずはこのアプリを削除するという意味で、リセットする必要がある。つまりiPhoneを出荷状態に戻すということ。
そしてここからが大事なのだけど、iPhoneを「復元」ではなく、「同期」でもとに戻すという方法を取れということでした。
バックアップからの復元だと、問題のあるアプリそのものがバックアップされている可能性があるので、同期でアプリを戻すっちゅーこと。
しかしこの方法だとメールアカウントからなにからなにまで一から設定しなおしなので、相当な覚悟がいるわいなw
でもやってみました。
ところがとんでもないポカをやってしまった。
リセットし、iTunes上でのiPhone概要で「iCloudにバックアップする」のままにしてしまったため、リセット状態が即バックアップされてしまったwwwww
さすがに初期状態でのバックアップは一瞬で終わるので(当たり前)、回避できんかった!!
バックアップを消去してしまったに等しく、「同期」しても、初期状態に戻るだけというwww
しょうがないので、一からアプリをインストールしていくという気の長い作業へ突入。
しかしこうして見てみると、いらんアプリばかり入れてたなあということに気づき、この際バッサリとアプリ数をダイエットしてみた。
以前の60%くらいにまでなった。うん、これは結果的によかったな!!
で、とりあえず必要なアプリやミュージック&ムービーを同期させ、iPhoneをiTunesから切り離すと、懐かしい水玉壁紙画面に「iPhoneを使うための設定をします」みたいなのが出て、それこそ買ってきたばかり状態の挙動をする(当たり前)。
ここからがまた果てしなく長かった・・・
iPhoneの設定のやりなおし(キーボードの追加と設定変更、ユーザー辞書をまた延々と入れなおすetc...)メールの設定、アカウント設定、ソフトバンク経由でのMMSのメールドレスの認証、各アプリのプッシュ・バッジの設定変更、TwitterやFacebookなどの再設定、ブラザアプリのブックマークインポート、そしてなによりも大変なのが、バラバラに入ったアプリの整理整頓!!(これ死にそうだった)
やっとのことで、使い慣れた状態にほぼ近づけたが・・・・また落ちた。
やっぱりもう、機械がダメみたい。
一体この労力はなんだったのだろうか・・・と思ったけど、でもおかげでiPhoneの設定については不動たる自信がついた。
早くiPhone 5 出て下さい。
数ヶ月前から、忘れた頃に起きたりしてたんだけど、ここ数日は一日に何度も起きる。
症状としては、「落ちる」というよりも、厳密にはバッテリーの残量をちゃんと認識しない・・・というような感じで、気がつくとバッテリー容量がゼロになり、iPhoneが動かなくなるというもの。
iPhoneはバッテリー容量が限りなくゼロになると、「充電しろ」という警告画面のような状態になり、操作を受け付けなくなる。
その画面も掲載したいところだけど、この状態だとスクリーンショットも撮れないw
通常はこの状態になったら、充電すればいいだけのこと。
しかし僕の場合、この状態がバッテリーが100%で起きてしまうのだ。
バッテリー容量は問題ないので、充電につないでも改善されず、再起動もままならない。
ホームボタンとスリープボタンをやたら連打しまくり、運が良ければ再起動に入れるという感じ。
iPhoneのリセットの復元も結構試してみたし、ネットのあらゆるところでこれに関するトラブルシューティングを探してみたけど、解決には至ってない。
つまりは、壊れたんだと思う。
しかし、最後の望みとして、Apple Storeのジーニアス・バーに行って見てもらった。
ジーニアス・バーにはiPhone診断ソフトみたいなのがあって(Mac Book Airで操作する)、問題のiPhoneをつないでシリアル番号を入れると、iPhoneをスキャンするという代物。
見たところ、"バッテリーは正常です"とか、問題がないような結果ばかりで、あえて言うならインストールされているアプリのいくつかが壊れているという報告が出てきた。(特にゲームアプリが多かった)
ということで、担当してくれたお姉さんが言うには、
1.これらのアプリが原因かも知れない
2.iPhoneのリセットをしてみるといいかも知れない
3.それでダメなら、基盤などがやられてる可能性がある
4.その場合、修理ではなく機体交換で8万ナンボかかる(要は、また新しく買う)
ということでした。
結果的には、原因や決定的な解決策は不明ということなんだけども、大方予想していたのでまあ、それはいいんです。
個人的にも「もう絶対機械がダメでしょ」と薄々思ってたからねぃ...
ついでにRetinaディスプレイとなったMac Book Proをイジイジしてきた。
「すごい綺麗!! 感動!!」というよりも、綺麗すぎてわけわかんない感じだった。液晶で表示されているはずの画面が、モックにはめこまれてる絵みたいに見えた。
とにかく、お姉さんの言った1〜2について。まずはこのアプリを削除するという意味で、リセットする必要がある。つまりiPhoneを出荷状態に戻すということ。
そしてここからが大事なのだけど、iPhoneを「復元」ではなく、「同期」でもとに戻すという方法を取れということでした。
バックアップからの復元だと、問題のあるアプリそのものがバックアップされている可能性があるので、同期でアプリを戻すっちゅーこと。
しかしこの方法だとメールアカウントからなにからなにまで一から設定しなおしなので、相当な覚悟がいるわいなw
でもやってみました。
ところがとんでもないポカをやってしまった。
リセットし、iTunes上でのiPhone概要で「iCloudにバックアップする」のままにしてしまったため、リセット状態が即バックアップされてしまったwwwww
さすがに初期状態でのバックアップは一瞬で終わるので(当たり前)、回避できんかった!!
バックアップを消去してしまったに等しく、「同期」しても、初期状態に戻るだけというwww
しょうがないので、一からアプリをインストールしていくという気の長い作業へ突入。
しかしこうして見てみると、いらんアプリばかり入れてたなあということに気づき、この際バッサリとアプリ数をダイエットしてみた。
以前の60%くらいにまでなった。うん、これは結果的によかったな!!
で、とりあえず必要なアプリやミュージック&ムービーを同期させ、iPhoneをiTunesから切り離すと、懐かしい水玉壁紙画面に「iPhoneを使うための設定をします」みたいなのが出て、それこそ買ってきたばかり状態の挙動をする(当たり前)。
ここからがまた果てしなく長かった・・・
iPhoneの設定のやりなおし(キーボードの追加と設定変更、ユーザー辞書をまた延々と入れなおすetc...)メールの設定、アカウント設定、ソフトバンク経由でのMMSのメールドレスの認証、各アプリのプッシュ・バッジの設定変更、TwitterやFacebookなどの再設定、ブラザアプリのブックマークインポート、そしてなによりも大変なのが、バラバラに入ったアプリの整理整頓!!(これ死にそうだった)
やっとのことで、使い慣れた状態にほぼ近づけたが・・・・また落ちた。
やっぱりもう、機械がダメみたい。
一体この労力はなんだったのだろうか・・・と思ったけど、でもおかげでiPhoneの設定については不動たる自信がついた。
早くiPhone 5 出て下さい。
2012年06月23日
Camera+ iPhoneのベストカメラアプリ
ブログの見てくれをリニューアルしました。
単に白にしただけなんですけど・・・意味はあまりなくて、単に今までのに飽きちゃったからw
その記念に、このブログのアクセス解析で最も多い検索ワード、"Camera+"について、改めてレビュー・使い方説明を今一度しっかりやっておこうかなとか思いまして!
当ブログで初めてCamera+をご紹介したのが2010年の8月10日。もう2年近く経とうとしておりますが、iPhoneのカメラアプリにおける王座はいまだに揺るぎないものがあります。
当時は(為替の関係もあって)230円でしたが、それでもその完成度に安いと感じたものです。
当ブログでもいくつかCamera+についてトピックスを書いてますが、今回はその集大成&最新版です。
あらためてご紹介しましょう、Camera+です。

Camera+
85円
[App Storeで見る]
操作性・機能・デザイン・安定度・センス・値段....すべてにおいてNo.1といえるカメラアプリ、Camera+。
iPhoneの高機能カメラアプリのパイオニア的な存在で、既存のカメラアプリのほとんどがこのアプリになんらかの影響を受けてるか、もしくは超えようと設計されていると言えます。
フォーカスと露出のダブルサイトを初めて実用レベルで搭載したのもこのアプリ。プロのフォトグラファーが監修し、使い勝手からエフェクトフィルターまで練りに練られた硬派な完成度。おすすめです。
Camera+ の 使い方
◯・撮影モード
まずはアプリを起動します。数あるカメラアプリの中でも、起動はかなり速いです。デバイスやそのメモリ状況などにも寄るでしょうが、少なくともiPhoneの標準アプリより最低0.5秒速いです。
起動したてはこんな感じ。

このまま、下のシャッターボタンで撮影はできるのですが、ファインダー内をタップすると、スクェア・サイトが表示されます。
これは標準アプリの「フォーカス&露出サイト」と同じで、タップするところにフォーカスと露出をあわせます。
このスクェアの角ににある[+]ボタンを押してみましょう。

すると、出ました!
フォーカスと露出、別々にサイトが表示されます。

これをそれぞれ指でドラッグして動かすことによって、フォーカスと露出を好きなところに合わせられます。
下の画像では、露出を暗いところへ合わせたため、絞りが開いて全体的に絵が明るくなったのがわかります。

ファインダー内の左下の鍵マークをタップしてみましょう。
ここで、フォーカス、露出、ホワイトバランスをロックできます。ロックしたい項目をタップすることによってロック・アンロックとなります。

同じ画角で撮っているつもりでも、ちょっとiPhoneを動かしただけで、露出やホワイトバランスが大幅に変わってしまったりすることがあります。急に暗くなってしまったりね! そういう時にこのロックは重宝します。特に同じ対象・環境を何度も撮る時に力を発揮します。
iPhoneカメラはすべてがオートなので、それを固定するわけです。
下のバーにある、シャッターボタンの右横の歯車ボタンから、撮影モードを選べます。

赤く選択されているのが、いわゆる「通常モード」。
スタビライザー(手振れ防止モード)
これをONにしてシャッターを押すと、iPhoneが限りなく手振れしてない状態になった時、自動でシャッターが切られます。
絶対手振れしたくねー!という時に。
セルフタイマー
これをONにすると、セルフタイマー撮影ができます。

上の通り、初期設定は5秒ですが、数字をタップすると 5秒 → 15秒 → 30秒 と切り替えられます。

もちろんこのモードでも、フォーカスや露出は自由に合わせられます。
バーストモード(連射撮影)
これをONにすると、シャッターボタンを押している間、連続でカシャカシャと撮影できます。平均、秒間2枚くらいのスピード。
そうそう、そもそもこのCamera+は、通常モードでもかなり連続撮影がきくアプリでもあります。かなりガンガン押してもバッチリ撮ってくれます。こういうのはメモリの使い方がミソなんでしょうかね。
◯・MENU(環境設定)画面

右下の [MENU] ボタンから、環境設定画面を出せます。
すべて英語なんですが・・・・でもこれがまた魅力だと個人的には思ってるんですけどね! このUIデザインに味気ないフォントの日本語テキストは似合いませんぜ!!
以下、各項目の説明です。

App Store経由で、このアプリを知人にギフトできます。
僕もここから何人かにプレゼントしたことがありますw

このアプリをレーティング・レビューするため、App Storeへ飛びます。

iPhoneのボリュームボタン(+ボタンのみ)をシャッターボタンとして使えるようにします。
実はこの機能を最初に搭載したのもこのCamera+。といっても、搭載した当時は隠しモードでした。なぜならその頃はまだ、ボリュームボタンをカメラのシャッターとして使うのをAppleが禁止していたためw
この隠しモードがAppleにばれて、一時期Camera+はApp Storeから姿を消していた時がありました・・・
でも結局この機能がiPhone標準のカメラアプリにも搭載されるようになったわけですから(もちろん、Camera+も恩赦w)、やっぱり先をいってましたね!!

アプリ内の操作音のオン・オフ。
これ、誤解する人がまだいるのですが、シャッター音が消せるわけではありません。
携帯電話で言うところの、「キー音を消す」的なものです。ただ、サウンドが鳴る場面は非常に少なく、撮影モードの切り替え、写真を消す、といったあたりで鳴る程度です。
ま、オフでいいんじゃないでしょうかねw

ズームスライダー表示のオン・オフ。
「ズームは使わない」と割り切ってる人は、オフにすればファインダー内がちょっとすっきりします。
ちなみにCamera+のズームは、標準アプリより高い6倍ズーム。

水平垂直のガイドラインとなる、グリッドの表示・非表示。
建物を撮ったりする時など、あると助かります。何も考えないで撮ると、結構傾いてる時あんだよなwww
グリッドはこんな感じで出ます。


ジオダグ(GPS位置情報)を、写真に自動で埋め込むかどうかのオン・オフ。
まー、せっかくなので、オンでいいんじゃないでしょうかね! ジオダグ情報は、後に任意で削除もできますし。

撮影直後の挙動を変えられます。Classicモードと、Shoot & Shereモードの2つが選べます。
Classicは通常の撮影モードで、普通に撮影ができます。
Shoot & Shereは、シャッターを切って撮影すると、即時にその写真の加工モードへと入ります。
撮ってすぐ加工&Twitter投稿!! みたいな。実況生撮り連続ツィートみたいな時にいいのかな?(なんだそれ)
もちろん、すぐリテイクへ戻れるボタンも出ます。

撮影した写真のセーブ先の指定。
あとでご紹介しますが、Camera+は Lightbox という保存領域を持っています。(ここから加工などが行えます)
初期設定では、撮影するごとにどんどんそこへ保存されますが、これに対し「iPhoneのカメラロールに直接保存して欲しいの!」という人もいるわけです。
というわけで、
・Lightboxに自動保存
・カメラロールに自動保存
・Lightbox と カメラロール 両方に自動保存
この3つのモードが選べます。

写真のクオリティの選択。
Full → 使用しているiPhoneの撮影による最高のクォリティで撮影
Optimiged → 最大で1200 × 1200ピクセルに抑えたクォリティで撮影。解像度が下がる分、撮影や保存のレスポンスの改善が期待できます。

写真を投稿する先のアカウント設定。ここで設定しておけば、いつでも即座にシェアできます。
現在対応されているのは、Twitter、Facebook、Flickrの3つ。

新情報などの通知のオン・オフ。
・アプリのアップデート
・ニュース
・写真コンテスト
の通知を受け取るかどうか、それぞれをオン・オフできます。

About us です。開発スタッフなどの情報が見られます。

追加料金で購入したアドオンの復活。
アプリを削除してまたダウンロードしたりした場合、アドオンはがリセットされて反映されません。そこでこのタスクを実行すると、以前購入したアドオンが機能が復活するというわけです。
現在では、Camera+のアドオンは有料エフェクトのAnalogパックのみです。
さて、お次は撮影したあとの加工などについてです。
◯・Lightbox 加工 / 保存 / 共有など
先述の通り、Camera+は Lightboxという保存領域を持っており、初期設定では撮影するたびにそこへ保存されます。
ファインダー画面の左下のアイコンからLightboxへ移動できます。

Lightbox画面です。
撮影まんまの、未加工の写真はフィルムフレームが付き、なんらかの加工、もしくはカメラロールから持ってきた写真などはフレーム無しで表示されます。
右上の [+] ボタンを押すと、カメラロールから写真をここへ持ってくることが可能です。

まず、一枚写真をタップしてみましょう。メニューが出ます。

赤いバツ印ボタンで削除。虫眼鏡ボタンで拡大閲覧できます。(ダブルタップでも可)
拡大したら、左右フリックでアルバム内の写真を巡回できます。
削除した場合、バーの下にある [Undo] ボタンで復活させることができます。このUndoは、シェイクしても実行されます。

まずは、写真をタップした時に出るメニューについて、順にご紹介します。
[Edit] 写真の加工
写真の加工は、このアプリの目玉でもあります。

Scenes
まずはシーンに合わせたフィルター。
いろんなシーンに合わせたフィルターが16個、プリセットとして入っています。逆光補正したり、食べ物を綺麗に見せたり、いろいろあるので遊んでみるといいですね! メニューをスライドして選べます。
目玉マークのClarityは強力なフィルターで、迷ったらこれ一発でOK。明るさやコントラストなどをセンス良く自動変更。これは傑作だと思います。

Adjust
回転・左右逆転加工。

Crops
切り取りなどのトリミング加工。
枠を指で動かして自由にやるもよし、用意されたプリセットで一発でやるもよし!

Effects
特殊効果フィルター。
Camera+の一押しは、なんといってもこのエフェクト群です。
センスが良く、かなり実用的です。いたずらに大量のエフェクトを搭載しているアプリがありますが、多すぎて迷うというか、訳わかんない時さえあります。対してCamera+は「これさえあれば全然OKだから!」という割り切った姿勢。
いろいろあるので、これもいじくりまわして遊んでみてください!!

さらに、追加料金のアドオンで Analog エフェクトが購入できます。人間味や味わいのある、さらにつっこんだCoolエフェクトが用意されています。

ただし、無理に買う必要はありません。しつこいようですが、元からあるエフェクトが充分使えますからね!
これは僕のお気に入りのDianaをかけたところ。

アドオンに限らず、エフェクトはすべて適用率をスライダーで微調整できます。

右上の [Done] で決定、Lightboxへ戻ります。
左上の[Cancel]でキャンセル、やはりLightboxへ戻ります。
また、加工中は写真のピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ビューができます。
Borders
写真にいろんなフレーム加工ができます。

さらにキャプションをつけることも可能です。


これはまあ、おまけみたいな機能なので、あまり期待してはいけません。
フォントや文字サイズ、挿入位置も固定ですし、まず日本語テキストは原則的に不可です。
サイドメニューより、撮影日時、位置情報、履歴を入れられます。



キャプションが入った一例。
↓

微妙だね・・・・
[Share] メール送信やTwiiterなどへ投稿
写真をメールやMessageに添付して送ったり、TwiiterやFacebookなどへ投稿、もしくはウェブリンクを作成したりできます。

ウェブリンクとは、Camera+専用の投稿サーバへアップし、その短縮URLを生成してくれるというやつです。
[Save] カメラロールへ保存
カメラロールへ移動させます。
ちなみに、左上の [Save All] ボタンで、Lightbox内の写真をすべて、一気にカメラロールへ移動できます。
[info] 写真の情報確認
写真に埋め込まれた位置情報や、撮影日時、割り当てられたエフェクトなどの情報を確認できます。

簡易マップに撮影場所のピンが立ちますが、それをタップすると地図アプリが起ち上がり、その位置をマップで確認することができます。
◯・写真の管理など
写真にもっと細かい管理を行いたい時や、写真を複数選択して一気に管理したい時などは、下のこのボタンを押します。

左上の [Select All] でLightbox内の写真すべてを選択することも可能です。

この状態 (選択は写真一枚でも可) で [Delete] を押すと、削除メニューが出ます。

上から、
・写真削除
・写真にかけられた加工一切を削除
・位置情報を削除
・キャンセル
となります。
もちろん、どれかの削除を実行しても、先述の方法でアンドゥができます。
今度は [Save] を押すと、Saveメニューが出ます。

上から、
・カメラロールへ移動 (Lightboxから消える)
・カメラロールへ複製 (Lightboxに残る)
・加工している場合、その加工エフェクトすべてを削除したオリジナルをカメラロールへ保存 (Lightboxには加工済みのが残る)
・加工している場合、そのエフェクトを写真に完全に埋め込む
・キャンセル
"エフェクトを写真に完全に埋め込む"というのは、エフェクトはLightbox内にその写真があるかぎり、写真とは別の情報として維持されています。ですからいつでもCamera+上でエフェクトを変えたり、削除したりできます。
そのエフェクト情報を写真に融合させてしまうのが、埋め込むということで、これによって二度とエフェクトの変更・削除はできなくなります。(この行程はカメラロールへ単純に移動しても行われます)
これのメリットはなんなのかというと、ひとつはエフェクトのかかった(情報を持った)写真が大量になってくると、やはりアプリがメモリをそれだけ食うことになるため、加工が決定したものはこれによって軽くする・・・というようなことですが、ただ、あまり神経質になる必要はなく、これをしないからといって不都合が出ることはそうそうないと思いますし、少なくとも僕はそういった経験がありませんし、この行程は一度もやったことがありませんw
ふたつめは、こうやって埋め込んで行くことによって、エフェクトを多重にかけていくことができるということ。
これが一番大きいですかね。
さて、ひと通りのご紹介をしてきましたが、今回は大変だったな(>_<)
Camera+はアップデートも実に楽しみなアプリです。完全に底値になりましたし、長く使えるアプリとしておすすめですよ!
最後にiPhoneの写真撮影に関するちょっとしたトピックス。
これは2010年9月9日のエントリに書いたことだけど、あらためてご紹介いたします。
iPhoneで手振れせずに写真を撮るコツ!
当時の画像まんま使いますが、見てくださいw
まず、指でシャッターボタンに触れる。

そしたらそのまま、指を下へスライドさせて、画面外へ出す。

指で触れて、離すという動作 (つまり押して離す) は、手振れの原因になりやすいわけです。
これだとかなり手振れが解消できますよ。試してみて下さい!
最後の最後に、Camera+のプロモ・ムービーで締めたいと思います。
動画の女性はLisa Betthanyさん。このCamera+を監修したプロのフォトグラファーです。
単に白にしただけなんですけど・・・意味はあまりなくて、単に今までのに飽きちゃったからw
その記念に、このブログのアクセス解析で最も多い検索ワード、"Camera+"について、改めてレビュー・使い方説明を今一度しっかりやっておこうかなとか思いまして!
当ブログで初めてCamera+をご紹介したのが2010年の8月10日。もう2年近く経とうとしておりますが、iPhoneのカメラアプリにおける王座はいまだに揺るぎないものがあります。
当時は(為替の関係もあって)230円でしたが、それでもその完成度に安いと感じたものです。
当ブログでもいくつかCamera+についてトピックスを書いてますが、今回はその集大成&最新版です。
あらためてご紹介しましょう、Camera+です。

Camera+
85円
[App Storeで見る]
操作性・機能・デザイン・安定度・センス・値段....すべてにおいてNo.1といえるカメラアプリ、Camera+。
iPhoneの高機能カメラアプリのパイオニア的な存在で、既存のカメラアプリのほとんどがこのアプリになんらかの影響を受けてるか、もしくは超えようと設計されていると言えます。
フォーカスと露出のダブルサイトを初めて実用レベルで搭載したのもこのアプリ。プロのフォトグラファーが監修し、使い勝手からエフェクトフィルターまで練りに練られた硬派な完成度。おすすめです。
Camera+ の 使い方
◯・撮影モード
まずはアプリを起動します。数あるカメラアプリの中でも、起動はかなり速いです。デバイスやそのメモリ状況などにも寄るでしょうが、少なくともiPhoneの標準アプリより最低0.5秒速いです。
起動したてはこんな感じ。

このまま、下のシャッターボタンで撮影はできるのですが、ファインダー内をタップすると、スクェア・サイトが表示されます。
これは標準アプリの「フォーカス&露出サイト」と同じで、タップするところにフォーカスと露出をあわせます。
このスクェアの角ににある[+]ボタンを押してみましょう。

すると、出ました!
フォーカスと露出、別々にサイトが表示されます。

これをそれぞれ指でドラッグして動かすことによって、フォーカスと露出を好きなところに合わせられます。
下の画像では、露出を暗いところへ合わせたため、絞りが開いて全体的に絵が明るくなったのがわかります。

ファインダー内の左下の鍵マークをタップしてみましょう。
ここで、フォーカス、露出、ホワイトバランスをロックできます。ロックしたい項目をタップすることによってロック・アンロックとなります。

同じ画角で撮っているつもりでも、ちょっとiPhoneを動かしただけで、露出やホワイトバランスが大幅に変わってしまったりすることがあります。急に暗くなってしまったりね! そういう時にこのロックは重宝します。特に同じ対象・環境を何度も撮る時に力を発揮します。
iPhoneカメラはすべてがオートなので、それを固定するわけです。
下のバーにある、シャッターボタンの右横の歯車ボタンから、撮影モードを選べます。

赤く選択されているのが、いわゆる「通常モード」。

これをONにしてシャッターを押すと、iPhoneが限りなく手振れしてない状態になった時、自動でシャッターが切られます。
絶対手振れしたくねー!という時に。

これをONにすると、セルフタイマー撮影ができます。

上の通り、初期設定は5秒ですが、数字をタップすると 5秒 → 15秒 → 30秒 と切り替えられます。


もちろんこのモードでも、フォーカスや露出は自由に合わせられます。

これをONにすると、シャッターボタンを押している間、連続でカシャカシャと撮影できます。平均、秒間2枚くらいのスピード。
そうそう、そもそもこのCamera+は、通常モードでもかなり連続撮影がきくアプリでもあります。かなりガンガン押してもバッチリ撮ってくれます。こういうのはメモリの使い方がミソなんでしょうかね。
◯・MENU(環境設定)画面

右下の [MENU] ボタンから、環境設定画面を出せます。
すべて英語なんですが・・・・でもこれがまた魅力だと個人的には思ってるんですけどね! このUIデザインに味気ないフォントの日本語テキストは似合いませんぜ!!
以下、各項目の説明です。

App Store経由で、このアプリを知人にギフトできます。
僕もここから何人かにプレゼントしたことがありますw

このアプリをレーティング・レビューするため、App Storeへ飛びます。

iPhoneのボリュームボタン(+ボタンのみ)をシャッターボタンとして使えるようにします。
実はこの機能を最初に搭載したのもこのCamera+。といっても、搭載した当時は隠しモードでした。なぜならその頃はまだ、ボリュームボタンをカメラのシャッターとして使うのをAppleが禁止していたためw
この隠しモードがAppleにばれて、一時期Camera+はApp Storeから姿を消していた時がありました・・・
でも結局この機能がiPhone標準のカメラアプリにも搭載されるようになったわけですから(もちろん、Camera+も恩赦w)、やっぱり先をいってましたね!!

アプリ内の操作音のオン・オフ。
これ、誤解する人がまだいるのですが、シャッター音が消せるわけではありません。
携帯電話で言うところの、「キー音を消す」的なものです。ただ、サウンドが鳴る場面は非常に少なく、撮影モードの切り替え、写真を消す、といったあたりで鳴る程度です。
ま、オフでいいんじゃないでしょうかねw
ズームスライダー表示のオン・オフ。
「ズームは使わない」と割り切ってる人は、オフにすればファインダー内がちょっとすっきりします。
ちなみにCamera+のズームは、標準アプリより高い6倍ズーム。

水平垂直のガイドラインとなる、グリッドの表示・非表示。
建物を撮ったりする時など、あると助かります。何も考えないで撮ると、結構傾いてる時あんだよなwww
グリッドはこんな感じで出ます。


ジオダグ(GPS位置情報)を、写真に自動で埋め込むかどうかのオン・オフ。
まー、せっかくなので、オンでいいんじゃないでしょうかね! ジオダグ情報は、後に任意で削除もできますし。

撮影直後の挙動を変えられます。Classicモードと、Shoot & Shereモードの2つが選べます。
Classicは通常の撮影モードで、普通に撮影ができます。
Shoot & Shereは、シャッターを切って撮影すると、即時にその写真の加工モードへと入ります。
撮ってすぐ加工&Twitter投稿!! みたいな。実況生撮り連続ツィートみたいな時にいいのかな?(なんだそれ)
もちろん、すぐリテイクへ戻れるボタンも出ます。

撮影した写真のセーブ先の指定。
あとでご紹介しますが、Camera+は Lightbox という保存領域を持っています。(ここから加工などが行えます)
初期設定では、撮影するごとにどんどんそこへ保存されますが、これに対し「iPhoneのカメラロールに直接保存して欲しいの!」という人もいるわけです。
というわけで、
・Lightboxに自動保存
・カメラロールに自動保存
・Lightbox と カメラロール 両方に自動保存
この3つのモードが選べます。

写真のクオリティの選択。
Full → 使用しているiPhoneの撮影による最高のクォリティで撮影
Optimiged → 最大で1200 × 1200ピクセルに抑えたクォリティで撮影。解像度が下がる分、撮影や保存のレスポンスの改善が期待できます。

写真を投稿する先のアカウント設定。ここで設定しておけば、いつでも即座にシェアできます。
現在対応されているのは、Twitter、Facebook、Flickrの3つ。

新情報などの通知のオン・オフ。
・アプリのアップデート
・ニュース
・写真コンテスト
の通知を受け取るかどうか、それぞれをオン・オフできます。

About us です。開発スタッフなどの情報が見られます。

追加料金で購入したアドオンの復活。
アプリを削除してまたダウンロードしたりした場合、アドオンはがリセットされて反映されません。そこでこのタスクを実行すると、以前購入したアドオンが機能が復活するというわけです。
現在では、Camera+のアドオンは有料エフェクトのAnalogパックのみです。
さて、お次は撮影したあとの加工などについてです。
◯・Lightbox 加工 / 保存 / 共有など
先述の通り、Camera+は Lightboxという保存領域を持っており、初期設定では撮影するたびにそこへ保存されます。
ファインダー画面の左下のアイコンからLightboxへ移動できます。

Lightbox画面です。
撮影まんまの、未加工の写真はフィルムフレームが付き、なんらかの加工、もしくはカメラロールから持ってきた写真などはフレーム無しで表示されます。
右上の [+] ボタンを押すと、カメラロールから写真をここへ持ってくることが可能です。

まず、一枚写真をタップしてみましょう。メニューが出ます。

赤いバツ印ボタンで削除。虫眼鏡ボタンで拡大閲覧できます。(ダブルタップでも可)
拡大したら、左右フリックでアルバム内の写真を巡回できます。
削除した場合、バーの下にある [Undo] ボタンで復活させることができます。このUndoは、シェイクしても実行されます。

まずは、写真をタップした時に出るメニューについて、順にご紹介します。
[Edit] 写真の加工
写真の加工は、このアプリの目玉でもあります。

Scenes
まずはシーンに合わせたフィルター。
いろんなシーンに合わせたフィルターが16個、プリセットとして入っています。逆光補正したり、食べ物を綺麗に見せたり、いろいろあるので遊んでみるといいですね! メニューをスライドして選べます。
目玉マークのClarityは強力なフィルターで、迷ったらこれ一発でOK。明るさやコントラストなどをセンス良く自動変更。これは傑作だと思います。

Adjust
回転・左右逆転加工。

Crops
切り取りなどのトリミング加工。
枠を指で動かして自由にやるもよし、用意されたプリセットで一発でやるもよし!

Effects
特殊効果フィルター。
Camera+の一押しは、なんといってもこのエフェクト群です。
センスが良く、かなり実用的です。いたずらに大量のエフェクトを搭載しているアプリがありますが、多すぎて迷うというか、訳わかんない時さえあります。対してCamera+は「これさえあれば全然OKだから!」という割り切った姿勢。
いろいろあるので、これもいじくりまわして遊んでみてください!!

さらに、追加料金のアドオンで Analog エフェクトが購入できます。人間味や味わいのある、さらにつっこんだCoolエフェクトが用意されています。

ただし、無理に買う必要はありません。しつこいようですが、元からあるエフェクトが充分使えますからね!
これは僕のお気に入りのDianaをかけたところ。

アドオンに限らず、エフェクトはすべて適用率をスライダーで微調整できます。

右上の [Done] で決定、Lightboxへ戻ります。
左上の[Cancel]でキャンセル、やはりLightboxへ戻ります。
また、加工中は写真のピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小ビューができます。
Borders
写真にいろんなフレーム加工ができます。

さらにキャプションをつけることも可能です。


これはまあ、おまけみたいな機能なので、あまり期待してはいけません。
フォントや文字サイズ、挿入位置も固定ですし、まず日本語テキストは原則的に不可です。
サイドメニューより、撮影日時、位置情報、履歴を入れられます。



キャプションが入った一例。
↓

微妙だね・・・・
[Share] メール送信やTwiiterなどへ投稿
写真をメールやMessageに添付して送ったり、TwiiterやFacebookなどへ投稿、もしくはウェブリンクを作成したりできます。

ウェブリンクとは、Camera+専用の投稿サーバへアップし、その短縮URLを生成してくれるというやつです。
[Save] カメラロールへ保存
カメラロールへ移動させます。
ちなみに、左上の [Save All] ボタンで、Lightbox内の写真をすべて、一気にカメラロールへ移動できます。
[info] 写真の情報確認
写真に埋め込まれた位置情報や、撮影日時、割り当てられたエフェクトなどの情報を確認できます。

簡易マップに撮影場所のピンが立ちますが、それをタップすると地図アプリが起ち上がり、その位置をマップで確認することができます。
◯・写真の管理など
写真にもっと細かい管理を行いたい時や、写真を複数選択して一気に管理したい時などは、下のこのボタンを押します。

左上の [Select All] でLightbox内の写真すべてを選択することも可能です。

この状態 (選択は写真一枚でも可) で [Delete] を押すと、削除メニューが出ます。

上から、
・写真削除
・写真にかけられた加工一切を削除
・位置情報を削除
・キャンセル
となります。
もちろん、どれかの削除を実行しても、先述の方法でアンドゥができます。
今度は [Save] を押すと、Saveメニューが出ます。

上から、
・カメラロールへ移動 (Lightboxから消える)
・カメラロールへ複製 (Lightboxに残る)
・加工している場合、その加工エフェクトすべてを削除したオリジナルをカメラロールへ保存 (Lightboxには加工済みのが残る)
・加工している場合、そのエフェクトを写真に完全に埋め込む
・キャンセル
"エフェクトを写真に完全に埋め込む"というのは、エフェクトはLightbox内にその写真があるかぎり、写真とは別の情報として維持されています。ですからいつでもCamera+上でエフェクトを変えたり、削除したりできます。
そのエフェクト情報を写真に融合させてしまうのが、埋め込むということで、これによって二度とエフェクトの変更・削除はできなくなります。(この行程はカメラロールへ単純に移動しても行われます)
これのメリットはなんなのかというと、ひとつはエフェクトのかかった(情報を持った)写真が大量になってくると、やはりアプリがメモリをそれだけ食うことになるため、加工が決定したものはこれによって軽くする・・・というようなことですが、ただ、あまり神経質になる必要はなく、これをしないからといって不都合が出ることはそうそうないと思いますし、少なくとも僕はそういった経験がありませんし、この行程は一度もやったことがありませんw
ふたつめは、こうやって埋め込んで行くことによって、エフェクトを多重にかけていくことができるということ。
これが一番大きいですかね。
さて、ひと通りのご紹介をしてきましたが、今回は大変だったな(>_<)
Camera+はアップデートも実に楽しみなアプリです。完全に底値になりましたし、長く使えるアプリとしておすすめですよ!
最後にiPhoneの写真撮影に関するちょっとしたトピックス。
これは2010年9月9日のエントリに書いたことだけど、あらためてご紹介いたします。
iPhoneで手振れせずに写真を撮るコツ!
当時の画像まんま使いますが、見てくださいw
まず、指でシャッターボタンに触れる。

そしたらそのまま、指を下へスライドさせて、画面外へ出す。

指で触れて、離すという動作 (つまり押して離す) は、手振れの原因になりやすいわけです。
これだとかなり手振れが解消できますよ。試してみて下さい!
最後の最後に、Camera+のプロモ・ムービーで締めたいと思います。
動画の女性はLisa Betthanyさん。このCamera+を監修したプロのフォトグラファーです。
2012年06月19日
CloudサービスでiPhoneの写真のバックアップ
※この記事には、ご指摘を頂いて、iCloudについて訂正が入ります。(詳しくはコメント欄参照)
ひとつ前のエントリで、てんちょからもらったコメントに「iPhoneの中の写真が全部消えた」というのがあったw
その後どうなったかは聞いてないのだけど、スマートフォンはこれが怖いですよね。
スマートフォンは電話というよりむしろ、OSで動く「パソコン」のようなものなので、何が起きるかわかったもんじゃないといいますか。
スマートフォンを狙ったウィルスが頭角をあらわしはじめているのも、やはり「ただの電話機」ではないということなんだね・・・
スマートフォンは写真をはじめ、非常に個人的な情報などを蓄積しやすい。メールはもちろん、クレジット情報にさえつながりかねない様々なサイトのアカウントや、他人の住所録 etc....
これらがウィルスでハッキングされたり、もしくはスマートフォンを落としたり・盗まれたり、そしてなにかの不具合でその情報一切が消えてしまったり・・・・
「データが消えてしまった!!」というのはよくパソコンで聞かれる感じだったのだけど、これからはスマートフォンで多く聞かれる時代になっていくんだろう。
パソコンの場合は「バックアップが重要」と言われてきた。たとえばMacなどは「Time Machine」というバックアップシステムが内蔵されている。
ということは、スマートフォンもやはりバックアップが大事ということになります。
スマートフォン内の、たとえば写真が消えてしまった場合、そしてバックアップがないとすれば、これを救出するのはあまり簡単ではない。復旧サービス業者に出して数万円かけたり、脱獄なども含むなにかしらの裏ワザで復旧を試みても、うまくいくかは「運」に近い。
だからやっぱり、バックアップ、ということになる。
で、iPhoneの写真のバックアップについては、iCloudという強力なシステムが組み込まれているのだけど、調べてみるとこれ以外にもクラウドサービスを使って簡単にバックアップできる方法がいくつかあるようなので、いろいろ試してみました。
今日はそのご紹介です。
中でも特に使えそうだったのが以下の4つ。基本的に無料で使えるもの。
・iCloud : フォトストリーム
・Dropbox
・Nドライブ
・Google+
それぞれ特徴や長所もあるので、好みやニーズでチョイスするといいと思います。

iCloud
まずは王道の iCloud : フォトストリーム から。
特徴
・iPhoneの基本システムなので機能をONにするだけ。使い方カンタン。
・新しい写真を撮るたびに、自動でサーバへバックアップ。(Wi-Fi接続時)
・写真だけでなく、iPhone内のデータもバックアップ。(これがiCloudの本来の機能)
・あっさりとパソコンやiPadと写真の同期・共有。
その他
・バックアップ期間は30日間。期間が過ぎると自動でバックアップ先から削除される。
・バックアップする必要のないような、失敗写真とかでも、Wi-Fi接続時に自動で送信されてしまう。
・その上、フォトストリームサーバ内の写真の管理(削除など)が現時点ではiPhoneからできない。
・フォトストリーム機能をOFFにすると、サーバ上の写真はすべて削除される。
・容量5GBは多いとはいえないねえ。
※訂正 ストレージの容量規模に関係なく、30日間写真1000枚までという制限。
これは今さらだけど、ほんとにすごいと思う。
iPhoneの基本システムとして組み込まれているから、一番楽に、意識しないで使える。
基本のストレージは5GB。追加ストレージは購入というかたちで年間使用料がかかる。
2012/6/19現在で、10GB/\1,700 20GB/\3,400 50GB/\8,500 という感じで、今時となっては決して安くはない。
ただ、写真をバックアップするだけなら基本の5GBでまあ、足りるかな〜とは思う。(※訂正 しつこいようだが、30日間1000枚であるw)
元来はiPhoneの中の様々なデータをバックアップするシステムで、写真のバックアップについては「フォトストリーム」という機能を使用する。このフォトストリームをONにすることによって、Wi-Fi接続時に自動でサーバーにバックアップが送信される。
注意しなければならないのは、Wi-Fi接続時にバックアップされることと、フォトストリームをONにした以降に撮影した写真のみ、送信されるということ。
まずは設定のしかたを見てみましょう。
iPhoneで、「設定」→「iCloud」→「フォトストリーム」と進みます。


そして、「フォトストリーム」をONにするだけ。

これで、これ以降に撮影された写真は、Wi-Fi接続時に自動でサーバーへ送信、バックアップされる。
撮影というか、カメラロールに新しく入ってきた画像をバックアップするので、撮影したものにかぎらず、サイトから保存した画像や、メールでもらった画像などもカメラロールへ入れたら、それらもバックアップ対象になる。
しつこいようだけど、Wi-Fiでないかぎりバックアップはされないので、Wi-Fiに接続しなかったらいつまでもバックアップはされない。
最近は良くも悪くも、あちこちに「Wi-Fiあります」みたいのがあるから、これらの機能を使用するなら、たまに接続しよう。
先にも書いたように、元来は「iPhoneそのものをバックアップ」するシステムなので、これは使わない手はない。
iCloudの設定画面の下の方に、「ストレージとバックアップ」という項目があります。


これでバックアップ体制に入ります。
上の画像の下の部分に書かれている条件時に、バックアップが作成され、これによって、いざiPhone買い換えました、壊れました、データ消えましたって時に、ある程度復帰させることができる。
ただ、iPhone全体をバックアップした上でさらに写真も・・・となると、5GBはやや心もとない。だから、フォトストリーム機能の使用は任意ということになっているんだなと思います。
このフォトストリームの一番すごいところは、このフォトストリームを通じて、自分の他のデバイス(パソコンやiPad)と一瞬で写真を共有できてしまうということ。
iPhoneとあわせてiPadも使っている人などは、迷わずONの機能でしょうね!
一番注意して欲しいことは、フォトストリーム上の写真の保存期限は30日間。その後は削除。ということと、フォトストリーム機能をOFFにすると、サーバ上の写真はすべて削除されるということ。これだけは気をつけて下さい。
お次は、Dropbox。

Dropbox
App Storeで見る
特徴
・もちろん無料
・カメラロール内の写真すべてを一気にバックアップできる。
・パソコン側にクライアントソフトがあれば、パソコン内へ自動で同期。同期速度、サイクルも速く、シンクロ率高し!
・バックアップ先から、カメラロールへ持ってくることも可能だよ!
・有名なだけに、様々なサービスやアプリとの連係も多い。
その他
・基本容量の2GBは、写真バックアップとしてはさみしすぎる。
・自動ではバックアップはできません。アプリを起動した時のみです。
・ヘルプがいまだに英語・・・・
クラウドサービスの認知と普及に最大の貢献をしたと言っていい、老舗のDropbox。
アプリを起動して、アカウント取得の手続きをすればその場から使用できます。
今回ご紹介する中では基本ストレージ容量が最も少なく、2GB。写真のバックアップ先としては心もとないと言ったiCloudの5GBよりさらに半分以下。ただ、友達を紹介したりなんだりすると、500MBごとに追加容量がもらえ、最大上限で18GBまでいける。
もちろん課金によって容量が増やせ、最大で1TB。
また、パソコン側にクライアントソフト(パソコン版のDropboxアプリ)があれば、パソコン内にDropboxフォルダが生成され、そこへデータが常に同期されている状態を保てる。
本来はこの同期性(共有)がDropboxの肝なのだが、要は、たとえば旅行先で写真を取って、iPhoneからDropboxへバックアップしておけば、帰ってからパソコンを起ち上げてすぐパソコンで取り出すことができる、ということ。
アプリを起動し、アカウントでログインできればすぐ使える。
初めて起動したのであれば、アプリ自体が使い方を説明してくれるのでそれに従うだけでOKなのだけど、一応ご紹介しておきます。
まずは画面右下のタブより、 [設定] → [カメラUL] → [カメラUL ON] へ進み、ONにします。


そしたら画面下のタブより、 [アップロード]を選択。
カメラロール内の写真のアップロードが開始されます。もちろん、機能するのはWi-Fi接続時のみ。3G通信では無理です。

保存用サーバへガンガン送信されていきます。カメラロール内すべて(動画を除く)ですから、最初の時だけは写真の数によっては少々気長に待つことになるかも知れません。ただし、アップロードが開始されれば、アプリを開いてなくてもバックグラウンドでアップロードを続けてくれます。
終了するとこうなります。

写真の閲覧は、[Dropbox]タブに表示される、「Camera Upload」フォルダからできます。
下の画像では一番上にあります。

開くと・・・・はいってますね!

任意の写真を開けば、それをカメラロールへ逆に持ってくる、という過程にも入れます。
カメラロール内の写真を一旦同期してしまえば、新しく撮った写真は、次にDropboxを起動した時にそれだけをアップロードしてくれます。
iCloudのフォトストリームの場合、自宅や会社内などで常にiPhoneをWi-Fi接続している状態の時、写真撮影する度に有無を言わさず送信されてしまうのだけど、このDropboxであれば、バックアップしたい時だけアプリを起動すればいいというわけ。
このDropbox、容量がバックアップ先としては心もとないですが、上に書いた「バソコンとの同期」がなによりの長所です。同期の読み込みも非常に速いです。この速さについては、クラウドサービス中でも最も速い部類です。
フォトストリームは「勝手にやってくれる」感じですが、「任意的に」を望む人は、Dropbox活用もありでしょう。
お次は、個人的に特にオススメの Nドライブ です。

Nドライブ
App Storeで見る
特徴
・無料でいきなり30GBの太っ腹容量。
・バックアップの送信が速い。
・カメラロール内すべてをバックアップ。動画もOK!!!
・Wi-Fiのみならず、3G通信下でのバックアップも可能。
・パソコンクライアントで、バソコンからもアクセス可能。
・Nドライブアプリ同士で、Bluetooth通信によるデータのやりとりができる。
・UIが綺麗で、使いやすい。
気になるところ
・これといって欠点がまだ見つからない。
・あえて言えば、パソコン側からの読み込みがちょっと遅いかな?
これはちょっと前までMac用クライアントソフトがなかったためになかなか使わないクラウドだったのだけど、やっとMac用が出たおかげで他の追随を許さないクラウドサービスとなってきた。
なによりいきなり最初から30GBだもの。
そのおかげで、なんの心配もなくパックアップできるし、写真のみならず動画までいけてしまう。
アプリを起動し、やはり最初はアカウントを取得、ログインする。
[設定]画面から、[自動アップロード]へ進む。


そして「今すぐアップロード」で、サーバへのアップロードが開始される。


この通り、動画もアップロード。

ちなみにアップロード速度は、環境にもよるだろうけどかなり速い。サービスとしては後発のため、サーバも速いんだろう。プログレスバーもサクサク動くので、つい見つめてしまうw
ちなみに、アップロードがはじまれば、アプリを終了しないかぎりバックグラウンドで続行する。つまり見つめている必要はなく、この間に別のアプリで遊んでてても構わない。
終了後、[ホーム] へいく。するとこんな感じに。なかなかいいですね。

写真や動画のところに、格納されているデータの数がバッジで出てますね。
写真を開いてみましょう。

入ってますね!!
サムネイルをタップすれば、その写真を閲覧できますし、カメラロールへ持ってくることも可能です。
ちなみに閲覧は圧縮画像なのでやや画質が落ちます。また、お気に入りに指定しておくと、オフライン上でも見ることができるようになります。
この次からは、アプリを起動する度に、新しい写真を自動でアップロードしてくれます。
このNドライブももちろん、パソコン側にクライアントがあれば、パソコンと共有も可能です。
30GBありますし、たまにアプリを起動してアップロードしておけば、「iPhoneこわれた!」「写真消えちゃった!」という時にがっかりしなくてすみます。
とにかくなんでもガンガン入れといて、その後はiPhone側のは消してすっきりさせておく、なんて使い方もできます。
「なんかこういうのよくわからないけど、ひとまずやっとこうかな」という人は、このNドライブはおすすめですよ。
お次は、 Google+ です。

Google+
App Storeで見る
特徴
・さすが世界のGoogle、容量無制限!
・Wi-Fiのみならず、3G通信下でもアップロード。アップロード条件もカスタマイズできる。
・動画もアップロードOK。
その他
・バックアップや、クラウドが本来の機能ではない。
・アプリは意外と使いづらい。わかりにくい。
うん、Google+は共有ソーシャル系サービスであり、その中にある写真のマネジメントサービスという感じです。
本来は、パソコンでGoogle+にアクセスして活用するサービスで、それのモバイル版。
クラウド、バックアップと割り切るには、ちょっといろいろ機能があるのでシンプルとは言えませんが、容量無制限は大きいですね。
使用にはGoogleアカウントが必要です。
バックアップという感じではなく、あくまでも「共有」の前提という感じなので、どちらかと言うとFaceBookのアルバムにアップする、というのに近いです。
ただ、アップロードは非公開のアルバムにされるので、任意で共有指定しないかぎり、それらが公開されることはありません。
そんな感じですから、アップロード先から必要な写真をiPhoneに戻したり、また削除とかもできず、パソコンへ渡すなどという道筋も基本的にありません。できるのは「共有するかしないか」に特化されています。
ですから、Google+に保存したところで、いざという時にバックアップデータとして扱いやすいかというとちょっと疑問ですが、果てしない量を置いておけるという点がなによりも長所となります。
最初に起動してログインすると、「ストリーム」画面からはじまります。いきなり知らない人たちの共有ストリームがランダムに(新着順?)に表示されますが、まずは左上のタスクボタンを押しましょう。

表示されるタスクから、[写真]を選択。

次に「携帯から」というエリアをタップ。ここには、最近の写真が表示されています。(画像ではここで使用したスナップショットです)

するとこうなります。

ここで任意を選択して、右上の[完了]を押すと、最近の写真がまずアップロードされます。
この行程ではまだ、「最近の写真」のみですので、必要であればiPhoneのカメラロール内すべてのデータをアップロードする行程へと移ります。
タスク画面へ戻り、右下の[設定]ボタンですすみます。


[アップロードするタイミング]を押します。

次の画面の、下の方に「全写真/動画をアップロード」というのがあるので、それを押すと「時間かかるけどいい?」みたいな警告が出て、同意すれば始まります。
アップロードが始まると、ただ下側がこうなるだけで、非常に地味です。

完了すれば、[写真}タスク → [携帯から] で、一覧が見られます。
アップロード中であっても、次々と追加されているので、画面を下に引っ張って離す、というよくあるリロード方法で更新、追加された写真が見られるようになります。

これで一応、Google+にはバックアップできたわけです。
パソコンのブラウザでGoogle+のサイトに行き、ログインすればこの内容をブラウザで見ることができます。また、ここからであれば削除などが可能です。
この次からは、アプリを起動するだけで自動で最新の写真をアップロードしてくれます。
もうすんごいいっぱい写真も動画あるので、果てしなく他へ保存したいの!!って人にはまあ、いいんじゃないでしょうかね。
ただ、今日のテーマは、「もしもの時の写真のバックアップ」ですから、そういう意味ではやはり、使いやすく管理のしやすいNドライブが一番おすすめかな!
容量は少ないが、帰ってすぐパソコンで開きたいという場合は、iCloud、Dropboxもありでしょう。
iPhoneから写真が消えて泣く、という話はたまに耳にするので、まだの人はこれを機にパックアップしておくといいかも知れませんね!
ひとつ前のエントリで、てんちょからもらったコメントに「iPhoneの中の写真が全部消えた」というのがあったw
その後どうなったかは聞いてないのだけど、スマートフォンはこれが怖いですよね。
スマートフォンは電話というよりむしろ、OSで動く「パソコン」のようなものなので、何が起きるかわかったもんじゃないといいますか。
スマートフォンを狙ったウィルスが頭角をあらわしはじめているのも、やはり「ただの電話機」ではないということなんだね・・・
スマートフォンは写真をはじめ、非常に個人的な情報などを蓄積しやすい。メールはもちろん、クレジット情報にさえつながりかねない様々なサイトのアカウントや、他人の住所録 etc....
これらがウィルスでハッキングされたり、もしくはスマートフォンを落としたり・盗まれたり、そしてなにかの不具合でその情報一切が消えてしまったり・・・・
「データが消えてしまった!!」というのはよくパソコンで聞かれる感じだったのだけど、これからはスマートフォンで多く聞かれる時代になっていくんだろう。
パソコンの場合は「バックアップが重要」と言われてきた。たとえばMacなどは「Time Machine」というバックアップシステムが内蔵されている。
ということは、スマートフォンもやはりバックアップが大事ということになります。
スマートフォン内の、たとえば写真が消えてしまった場合、そしてバックアップがないとすれば、これを救出するのはあまり簡単ではない。復旧サービス業者に出して数万円かけたり、脱獄なども含むなにかしらの裏ワザで復旧を試みても、うまくいくかは「運」に近い。
だからやっぱり、バックアップ、ということになる。
で、iPhoneの写真のバックアップについては、iCloudという強力なシステムが組み込まれているのだけど、調べてみるとこれ以外にもクラウドサービスを使って簡単にバックアップできる方法がいくつかあるようなので、いろいろ試してみました。
今日はそのご紹介です。
中でも特に使えそうだったのが以下の4つ。基本的に無料で使えるもの。
・iCloud : フォトストリーム
・Dropbox
・Nドライブ
・Google+
それぞれ特徴や長所もあるので、好みやニーズでチョイスするといいと思います。

iCloud
まずは王道の iCloud : フォトストリーム から。
特徴
・iPhoneの基本システムなので機能をONにするだけ。使い方カンタン。
・新しい写真を撮るたびに、自動でサーバへバックアップ。(Wi-Fi接続時)
・写真だけでなく、iPhone内のデータもバックアップ。(これがiCloudの本来の機能)
・あっさりとパソコンやiPadと写真の同期・共有。
その他
・バックアップ期間は30日間。期間が過ぎると自動でバックアップ先から削除される。
・バックアップする必要のないような、失敗写真とかでも、Wi-Fi接続時に自動で送信されてしまう。
・その上、フォトストリームサーバ内の写真の管理(削除など)が現時点ではiPhoneからできない。
・フォトストリーム機能をOFFにすると、サーバ上の写真はすべて削除される。
・容量5GBは多いとはいえないねえ。
※訂正 ストレージの容量規模に関係なく、30日間写真1000枚までという制限。
これは今さらだけど、ほんとにすごいと思う。
iPhoneの基本システムとして組み込まれているから、一番楽に、意識しないで使える。
基本のストレージは5GB。追加ストレージは購入というかたちで年間使用料がかかる。
2012/6/19現在で、10GB/\1,700 20GB/\3,400 50GB/\8,500 という感じで、今時となっては決して安くはない。
ただ、写真をバックアップするだけなら基本の5GBでまあ、足りるかな〜とは思う。(※訂正 しつこいようだが、30日間1000枚であるw)
元来はiPhoneの中の様々なデータをバックアップするシステムで、写真のバックアップについては「フォトストリーム」という機能を使用する。このフォトストリームをONにすることによって、Wi-Fi接続時に自動でサーバーにバックアップが送信される。
注意しなければならないのは、Wi-Fi接続時にバックアップされることと、フォトストリームをONにした以降に撮影した写真のみ、送信されるということ。
まずは設定のしかたを見てみましょう。
iPhoneで、「設定」→「iCloud」→「フォトストリーム」と進みます。


そして、「フォトストリーム」をONにするだけ。

これで、これ以降に撮影された写真は、Wi-Fi接続時に自動でサーバーへ送信、バックアップされる。
撮影というか、カメラロールに新しく入ってきた画像をバックアップするので、撮影したものにかぎらず、サイトから保存した画像や、メールでもらった画像などもカメラロールへ入れたら、それらもバックアップ対象になる。
しつこいようだけど、Wi-Fiでないかぎりバックアップはされないので、Wi-Fiに接続しなかったらいつまでもバックアップはされない。
最近は良くも悪くも、あちこちに「Wi-Fiあります」みたいのがあるから、これらの機能を使用するなら、たまに接続しよう。
先にも書いたように、元来は「iPhoneそのものをバックアップ」するシステムなので、これは使わない手はない。
iCloudの設定画面の下の方に、「ストレージとバックアップ」という項目があります。


これでバックアップ体制に入ります。
上の画像の下の部分に書かれている条件時に、バックアップが作成され、これによって、いざiPhone買い換えました、壊れました、データ消えましたって時に、ある程度復帰させることができる。
ただ、iPhone全体をバックアップした上でさらに写真も・・・となると、5GBはやや心もとない。だから、フォトストリーム機能の使用は任意ということになっているんだなと思います。
このフォトストリームの一番すごいところは、このフォトストリームを通じて、自分の他のデバイス(パソコンやiPad)と一瞬で写真を共有できてしまうということ。
iPhoneとあわせてiPadも使っている人などは、迷わずONの機能でしょうね!
一番注意して欲しいことは、フォトストリーム上の写真の保存期限は30日間。その後は削除。ということと、フォトストリーム機能をOFFにすると、サーバ上の写真はすべて削除されるということ。これだけは気をつけて下さい。
お次は、Dropbox。

Dropbox
App Storeで見る
特徴
・もちろん無料
・カメラロール内の写真すべてを一気にバックアップできる。
・パソコン側にクライアントソフトがあれば、パソコン内へ自動で同期。同期速度、サイクルも速く、シンクロ率高し!
・バックアップ先から、カメラロールへ持ってくることも可能だよ!
・有名なだけに、様々なサービスやアプリとの連係も多い。
その他
・基本容量の2GBは、写真バックアップとしてはさみしすぎる。
・自動ではバックアップはできません。アプリを起動した時のみです。
・ヘルプがいまだに英語・・・・
クラウドサービスの認知と普及に最大の貢献をしたと言っていい、老舗のDropbox。
アプリを起動して、アカウント取得の手続きをすればその場から使用できます。
今回ご紹介する中では基本ストレージ容量が最も少なく、2GB。写真のバックアップ先としては心もとないと言ったiCloudの5GBよりさらに半分以下。ただ、友達を紹介したりなんだりすると、500MBごとに追加容量がもらえ、最大上限で18GBまでいける。
もちろん課金によって容量が増やせ、最大で1TB。
また、パソコン側にクライアントソフト(パソコン版のDropboxアプリ)があれば、パソコン内にDropboxフォルダが生成され、そこへデータが常に同期されている状態を保てる。
本来はこの同期性(共有)がDropboxの肝なのだが、要は、たとえば旅行先で写真を取って、iPhoneからDropboxへバックアップしておけば、帰ってからパソコンを起ち上げてすぐパソコンで取り出すことができる、ということ。
アプリを起動し、アカウントでログインできればすぐ使える。
初めて起動したのであれば、アプリ自体が使い方を説明してくれるのでそれに従うだけでOKなのだけど、一応ご紹介しておきます。
まずは画面右下のタブより、 [設定] → [カメラUL] → [カメラUL ON] へ進み、ONにします。


そしたら画面下のタブより、 [アップロード]を選択。
カメラロール内の写真のアップロードが開始されます。もちろん、機能するのはWi-Fi接続時のみ。3G通信では無理です。

保存用サーバへガンガン送信されていきます。カメラロール内すべて(動画を除く)ですから、最初の時だけは写真の数によっては少々気長に待つことになるかも知れません。ただし、アップロードが開始されれば、アプリを開いてなくてもバックグラウンドでアップロードを続けてくれます。
終了するとこうなります。

写真の閲覧は、[Dropbox]タブに表示される、「Camera Upload」フォルダからできます。
下の画像では一番上にあります。

開くと・・・・はいってますね!

任意の写真を開けば、それをカメラロールへ逆に持ってくる、という過程にも入れます。
カメラロール内の写真を一旦同期してしまえば、新しく撮った写真は、次にDropboxを起動した時にそれだけをアップロードしてくれます。
iCloudのフォトストリームの場合、自宅や会社内などで常にiPhoneをWi-Fi接続している状態の時、写真撮影する度に有無を言わさず送信されてしまうのだけど、このDropboxであれば、バックアップしたい時だけアプリを起動すればいいというわけ。
このDropbox、容量がバックアップ先としては心もとないですが、上に書いた「バソコンとの同期」がなによりの長所です。同期の読み込みも非常に速いです。この速さについては、クラウドサービス中でも最も速い部類です。
フォトストリームは「勝手にやってくれる」感じですが、「任意的に」を望む人は、Dropbox活用もありでしょう。
お次は、個人的に特にオススメの Nドライブ です。

Nドライブ
App Storeで見る
特徴
・無料でいきなり30GBの太っ腹容量。
・バックアップの送信が速い。
・カメラロール内すべてをバックアップ。動画もOK!!!
・Wi-Fiのみならず、3G通信下でのバックアップも可能。
・パソコンクライアントで、バソコンからもアクセス可能。
・Nドライブアプリ同士で、Bluetooth通信によるデータのやりとりができる。
・UIが綺麗で、使いやすい。
気になるところ
・これといって欠点がまだ見つからない。
・あえて言えば、パソコン側からの読み込みがちょっと遅いかな?
これはちょっと前までMac用クライアントソフトがなかったためになかなか使わないクラウドだったのだけど、やっとMac用が出たおかげで他の追随を許さないクラウドサービスとなってきた。
なによりいきなり最初から30GBだもの。
そのおかげで、なんの心配もなくパックアップできるし、写真のみならず動画までいけてしまう。
アプリを起動し、やはり最初はアカウントを取得、ログインする。
[設定]画面から、[自動アップロード]へ進む。


そして「今すぐアップロード」で、サーバへのアップロードが開始される。


この通り、動画もアップロード。

ちなみにアップロード速度は、環境にもよるだろうけどかなり速い。サービスとしては後発のため、サーバも速いんだろう。プログレスバーもサクサク動くので、つい見つめてしまうw
ちなみに、アップロードがはじまれば、アプリを終了しないかぎりバックグラウンドで続行する。つまり見つめている必要はなく、この間に別のアプリで遊んでてても構わない。
終了後、[ホーム] へいく。するとこんな感じに。なかなかいいですね。

写真や動画のところに、格納されているデータの数がバッジで出てますね。
写真を開いてみましょう。

入ってますね!!
サムネイルをタップすれば、その写真を閲覧できますし、カメラロールへ持ってくることも可能です。
ちなみに閲覧は圧縮画像なのでやや画質が落ちます。また、お気に入りに指定しておくと、オフライン上でも見ることができるようになります。
この次からは、アプリを起動する度に、新しい写真を自動でアップロードしてくれます。
このNドライブももちろん、パソコン側にクライアントがあれば、パソコンと共有も可能です。
30GBありますし、たまにアプリを起動してアップロードしておけば、「iPhoneこわれた!」「写真消えちゃった!」という時にがっかりしなくてすみます。
とにかくなんでもガンガン入れといて、その後はiPhone側のは消してすっきりさせておく、なんて使い方もできます。
「なんかこういうのよくわからないけど、ひとまずやっとこうかな」という人は、このNドライブはおすすめですよ。
お次は、 Google+ です。

Google+
App Storeで見る
特徴
・さすが世界のGoogle、容量無制限!
・Wi-Fiのみならず、3G通信下でもアップロード。アップロード条件もカスタマイズできる。
・動画もアップロードOK。
その他
・バックアップや、クラウドが本来の機能ではない。
・アプリは意外と使いづらい。わかりにくい。
うん、Google+は共有ソーシャル系サービスであり、その中にある写真のマネジメントサービスという感じです。
本来は、パソコンでGoogle+にアクセスして活用するサービスで、それのモバイル版。
クラウド、バックアップと割り切るには、ちょっといろいろ機能があるのでシンプルとは言えませんが、容量無制限は大きいですね。
使用にはGoogleアカウントが必要です。
バックアップという感じではなく、あくまでも「共有」の前提という感じなので、どちらかと言うとFaceBookのアルバムにアップする、というのに近いです。
ただ、アップロードは非公開のアルバムにされるので、任意で共有指定しないかぎり、それらが公開されることはありません。
そんな感じですから、アップロード先から必要な写真をiPhoneに戻したり、また削除とかもできず、パソコンへ渡すなどという道筋も基本的にありません。できるのは「共有するかしないか」に特化されています。
ですから、Google+に保存したところで、いざという時にバックアップデータとして扱いやすいかというとちょっと疑問ですが、果てしない量を置いておけるという点がなによりも長所となります。
最初に起動してログインすると、「ストリーム」画面からはじまります。いきなり知らない人たちの共有ストリームがランダムに(新着順?)に表示されますが、まずは左上のタスクボタンを押しましょう。

表示されるタスクから、[写真]を選択。

次に「携帯から」というエリアをタップ。ここには、最近の写真が表示されています。(画像ではここで使用したスナップショットです)

するとこうなります。

ここで任意を選択して、右上の[完了]を押すと、最近の写真がまずアップロードされます。
この行程ではまだ、「最近の写真」のみですので、必要であればiPhoneのカメラロール内すべてのデータをアップロードする行程へと移ります。
タスク画面へ戻り、右下の[設定]ボタンですすみます。


[アップロードするタイミング]を押します。

次の画面の、下の方に「全写真/動画をアップロード」というのがあるので、それを押すと「時間かかるけどいい?」みたいな警告が出て、同意すれば始まります。
アップロードが始まると、ただ下側がこうなるだけで、非常に地味です。

完了すれば、[写真}タスク → [携帯から] で、一覧が見られます。
アップロード中であっても、次々と追加されているので、画面を下に引っ張って離す、というよくあるリロード方法で更新、追加された写真が見られるようになります。

これで一応、Google+にはバックアップできたわけです。
パソコンのブラウザでGoogle+のサイトに行き、ログインすればこの内容をブラウザで見ることができます。また、ここからであれば削除などが可能です。
この次からは、アプリを起動するだけで自動で最新の写真をアップロードしてくれます。
もうすんごいいっぱい写真も動画あるので、果てしなく他へ保存したいの!!って人にはまあ、いいんじゃないでしょうかね。
ただ、今日のテーマは、「もしもの時の写真のバックアップ」ですから、そういう意味ではやはり、使いやすく管理のしやすいNドライブが一番おすすめかな!
容量は少ないが、帰ってすぐパソコンで開きたいという場合は、iCloud、Dropboxもありでしょう。
iPhoneから写真が消えて泣く、という話はたまに耳にするので、まだの人はこれを機にパックアップしておくといいかも知れませんね!